グランパパです。テレビの最適な視聴距離ってテレビの種類やサイズごとで異なるみたいです。最適な視聴距離がどの程度なのかご存知でしたか?
リビングに置かれるテレビとソファー。
テレビのサイズやソファーの座り心地だけにとらわれていませんか?
テレビのサイズが大きいことや、ソファーが座りやすくゆっくりできることも大切ですが、それと同じようにテレビを見る距離や目線の高さを考えることも重要なことです。
今回は「テレビを見るときの最適な視聴距離」に着目して記事をまとめました。
リビングに置くテレビのサイズやソファーの配置の参考にしていただけたらと思います。
テレビの最適な視聴距離について
テレビを見るときの最適な視聴距離は、どのテレビでも同じということはなくテレビのサイズや種類によって異なります。
まず「テレビのサイズ」についてですが、テレビのサイズが大きくなるほど最適な視聴距離は長くなり、小さいサイズほど距離は短く大きいサイズほど距離は長くなります。
カーナビのような小さな画面でテレビを見る場合には近くないと視聴しにくいですし、映画館のような大きなスクリーンで映像を見る場合はある程度離れた方が視聴しやすいのがよい例です。
次に「テレビの種類」についてですが、テレビにはブラウン管テレビや液晶テレビなどの種類がありますが、この種類によって最適な視聴距離は異なるということです。
昔のテレビに比べて現在では4Kテレビのように高精細な映像を映し出せるテレビが販売されていますが、高精細なテレビほど最適な視聴距離は短くなります。
高精細な状態とは?もっと詳しく説明!!
「高精細なテレビほど最適視聴距離は画面から近くなる」、このことについてもう少し深掘りして説明します。
高精細な状態とはどのような状態なのか???
簡単に説明すると”細かくきれいに映像を映し出せる”ということです。
テレビの画面はたくさんの点が集まって映像を作り出しています。
この一つ一つの点のことを”画素”と言いますが、もちろん画素の数が多いほど細かくきれいに映像を映し出せることになります。
つまり、高精細な状態とはこの画素数が多い状態ということになります。
フルハイビジョン(FHD)と4Kテレビの画素数の比較
ちなみに、フルハイビジョンと4Kのテレビの画素数は下の表のような違いがあります。
横×縦 | 画素数 | |
---|---|---|
フルハイビジョン(FHD) | 1,920×1,080 | 約207万画素 |
4K | 3,840×2,160 | 約830万画素 |
フルハイビジョンテレビは横の画素数が1,920個、縦の画素数が1,080個なので、約207万個の点で画像や映像を表示しています。
それに比べて、4Kテレビは横の画素数が3,840個、縦の画素数が2,160個なので、約830万個の点で画像や映像を表示しているということになります。
この約207万画素と約830万画素を比較すると約4倍の違いがあります。
つまり、フルハイビジョンテレビに比べて4Kテレビではそれだけきれいな映像を流すことができるということになります。
テレビの最適な視聴距離は「画面の高さの○○倍」
テレビを見るときの最適な視聴距離は、テレビの種類ごとに高さの○○倍として求めることができます。
この倍率はブラウン管や液晶テレビ、4Kテレビなどの種類によって異なっており、下の表のようになっています。
画面の高さの○○倍 | |
---|---|
ブラウン管 | 約5~7倍 |
液晶テレビ | 約3倍 |
4Kテレビ | 約1.5倍 |
画面の高さの倍率を比較するとブラウン管テレビが約5~7倍、液晶テレビが約3倍、4Kテレビが約1.5倍となっています。
この倍率を比較して分かるように、より高精細である4Kテレビの方が倍率が小さく最適な視聴距離も短くなることが分かります。
画面サイズごとの最適な視聴距離
最適視聴距離は「画面の高さの○○倍」なので、テレビのサイズが大きくなるほど最適な視聴距離は長くなることになります。
フルハイビジョン(FHD)のテレビでは”画面の高さの3倍”、4Kテレビでは”画面の高さの1.5倍”の距離が最適な視聴距離なので、それに合わせてテレビの画面サイズごとの最適視聴距離を表にまとめました。
画面サイズ (型) | テレビの高さ (cm) | FHD (cm) | 4K (cm) |
---|---|---|---|
32 | 39.8 | 約120 | 約60 |
40 | 49.8 | 約150 | 約75 |
45 | 56.0 | 約170 | 約85 |
50 | 62.3 | 約190 | 約95 |
60 | 74.7 | 約220 | 約110 |
70 | 87.2 | 約260 | 約130 |
80 | 99.6 | 約300 | 約150 |
100 | 124.5 | 約370 | 約185 |
100型以上の大きさのテレビを置いているご家庭はなかなかないと思うので、表には100型までの大きさのテレビの最適視聴距離をまとめてあります。
テレビからの視聴距離を考える場合、100型のテレビの最適視聴距離を確保しておけば、他のサイズのテレビを置いたとしても最適視聴距離を確保できることになります。
表を見ると、フルハイビジョンの100型のテレビで約370cmの最適視聴距離になっているのが分かります。
そのため、テレビを視聴するスペースはテレビの設置位置から約370cmのスペースを確保できていれば、テレビを見やすい環境を作れるということになります。
ちなみに、ヤマダ電機さんに展示されているテレビとソファーの距離はどのサイズのテレビにおいても360cmの距離で展示されていました。
テレビの最適な視聴距離|まとめ
- 高精細なテレビほど距離は短くなる
- 画面のサイズが大きいほど最適な視聴距離は長くなる
- ブラウン管なら画面の高さの約5~7倍
- フルハイビジョンなら画面の高さの約3倍
- 4Kテレビなら画面の高さの約1.5倍
- 370cmの視聴距離が確保できれば100型までのテレビに対応できる
高精細のテレビになるほど最適視聴距離は短くなりますが、必ずその距離でテレビを視聴しなくてはいけないわけではありません。
仮に、70型の4Kテレビの最適視聴距離は130cmですが、その距離でテレビを視聴すると相当な圧迫感があり気分が悪くなる方がいるかもしれません。
あくまでも、最適視聴距離というのはその距離からテレビを見ても、きれいに映像を見ることができるという最短の距離だということを覚えておきましょう。
家具や雑貨はお店で探すよりネットで探す方がオススメです。
その理由は商品数の違いです。お店に足を運んで家具や雑貨を探しても見れる数には限りがあるため、インターネットで商品を確認する方が多くの商品を確認することができます。
そこでオススメなのが「エアリゾーム」です。
エアリゾームは北欧家具や北欧インテリアを中心に扱う総合通販サイトとして、テレビ台、ラグ、ソファ、デスクなどのインテリアを中心に家具や北欧雑貨などを多数取り扱っています。
タイムセールも定期的に行っているので興味がある方は一度ご覧になられてください。
\家具・インテリア雑貨専門店/
⇩⇩⇩『エアリゾーム』⇩⇩⇩