グランパパです。「完成見学会」と「入居宅訪問」をオーナー側と顧客側から見たメリット・デメリットをまとめていきます。
一条工務店が顧客向けに行っているイベントに「完成見学会」と「入居宅訪問」というものがあります。
この2つのイベントは、家を見学させてくれるオーナーと見学に参加する顧客がいて成り立つイベントになります。
今回は、この2つのイベントをオーナー側と顧客側から視点でメリット・デメリットをまとめてみようと思います。
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無料で間取りプランをGetできるタウンライフを見てみる≫≫一条工務店の「完成見学会」とは?
一条工務店で行っている「完成見学会」は、現在建築中のお宅をオーナーさんへ引渡しをする前に見学させてもらうものです。
完成見学会を行うタイミングは外構工事を開始する前がほとんどで、通常外構工事終了後に行われることはありません。
理由は、外構工事終了後に完成見学会を行うと、駐車場にタイヤの跡がついてしまうなどのリスクがあるからです。
当たり前のことですが、引き渡しが行われる前なのでオーナーさんの家具や家電は何もない状態になります。
見学をするときには手袋を着けスリッパを履きます。オーナーさんの家を好意で見学させてもらっているので、仕様設備を乱暴に扱ったり汚したりしないようにしましょう。
完成見学会に参加する顧客のメリット・デメリット
- 一定期間であれば、いつでも見学することができる
- 仕様設備の細かい部分を見学することができる
完成見学会は内装工事が終了した時点から、オーナーに引き渡しをするまでの間に行われるイベントです。
そのため、完成見学会を行っている期間中であれば担当者との都合が合えばいつでも見学をすることが可能です。
また、引渡し前なので家具・家電はいっさい置かれていないため、気になる仕様設備などの気になる部分を細かく見学することができます。
完成見学会は複数のお宅が似たような時期に行っている場合があるので、そのようなときには1日に何件かまとめて見学してまわることが可能です。
我が家も3つのお宅を1日で見て回りました。
- 家具が置いていないので生活空間を想像しにくい
- 外構工事が終わっていないので全体像が把握しづらい
完成見学会では家具・家電は置かれていないので気になる仕様設備を細かく見学することができますが、その反面、生活空間を想像しにくくなります。
また、外構工事に入る前ということもあり、家全宅の雰囲気を確認しづらい状態にあります。
一条工務店の家の全体像や雰囲気を見たいのであれば、入居宅訪問の方がイメージを沸かしやすいです。
完成見学会をするオーナー側のメリット・デメリット
- 完成見学会終了後に「ハウスクリーニング」が入る
完成見学会は必ず行うわけではなく、許可が出たオーナーさんのお宅のみを完成見学会のイベント会場として使用させてもらいます。
見学に来る顧客には手袋やスリッパを着用するので、よほどのことがない限り汚れやつくことはありませんが、完成見学会の期間が終了したときに業者によってハウスクリーニングが入るようになっています。
ちなみに、完成見学会を行わないお宅にはハウスクリーニングは入ることなく、建築終了後にそのまま引き渡しを受けることになります。
完成見学会を行うことでハウスクリーニングをしてもらえます。
- 引渡し前に他人が家に出入りする
- 見学をするのは大人だけではなく子供もいる
- 完成見学会には謝礼金はない
完成見学会へは一条工務店で打ち合わせを進められている方が来場しますが、それでもオーナーにとっては他人です。
他人に自分の家の間取りや内装を見られたくない方にとってはオススメできません。
また、子連れの方もいるのでマナーが悪い家庭では子供さんに暴れまわられるかもしれません。
もしも傷がついた場合でも、引渡し前なので一条工務店で修復すると思いますが、それでもあまり気持ちの良いものではありません。
完成見学会も、入居宅訪問と同じようにしたくない場合には断ることが可能です。
完成見学会では、メリットよりもデメリットが多いように感じます。
一条工務店の「入居宅訪問」とは?
一条工務店で行っている「入居宅訪問」は家の引き渡しを終え、入居から一定期間経過したお宅へ足を運び、そのオーナーさんに直接質問をしながら一条工務店の家を見学するイベントです。
一条工務店で家を建てられた方のお宅を実際に拝見させてもらいにいくもので、住んでいる方に会って話をすることができるのでいろいろな質問を直接することができます。
入居宅訪問に参加する顧客のメリット・デメリット
- 一条工務店オーナーに直接話を聞くことができる
- 自分たちの生活空間を想像しやすい
入居宅訪問の一番の魅力は、実際に一条工務店でマイホームを建て、そこで生活されている方と直接話ができるという点です。
家の設計に関することだけではなく、土地探しや他のハウスメーカーと迷ったときのことなども質問でき、これから家づくりをするにあたっての役立つ情報を教わることができます。
また、入居宅訪問では生活しているお宅にお邪魔するので、家具もあり生活している風景も見ることができます。
リビングの広さや家具の配置、また、家具を置いたときの雰囲気などを自分の家の設計に合わせてシュミレーションすることができます。
入居宅訪問先は担当者が顧客のプランに合わせたお宅をピックアップして選んでくれます。
- 見学予定日を入居宅訪問先に合わせなくてはならない
- 家の細かい部分を見ることができない
- 本契約後は入居宅訪問は行えない
入居宅訪問では入居宅訪問先の予定に合わせて見学日時を決定しなくてはいけないため、急に入居宅訪問の予約をしようとしてもすることはできません。
例えば、入居宅訪問先が平日しか対応できないのであれば平日に伺わないといけませんし、午後しか対応できないのであれば午後に伺わないといけません。
ある程度の日程調整は可能ですが、あくまでもこちらの都合だけでは入居宅訪問は行えないということです。
入居宅訪問のメリットとして家具があることで生活している雰囲気を確認できることができることを挙げましたが、その反面、家具があるので細かい部分を見ることはできません。
また、押し入れの中やクローゼットの中なども見ることができません。
入居宅訪問では、入居宅訪問先に「顧客が見学したとき」「顧客が本契約を交わしたとき」の2回に分けて謝礼金が出る仕組みになっています。
そのため、本契約を交わしたあとは入居宅訪問はできない一条ルールになっています。
入居宅訪問の日時は週末に設定されることが多いみたいです。
入居宅訪問をするオーナー側のメリット・デメリット
- 謝礼金がもらえる
入居宅訪問を受けると謝礼金をもらうことができます。
入居宅訪問に対する謝礼金は5,000円で、入居宅訪問をされた方が一条工務店と本契約を交わした場合にはさらに5,000円の謝礼金をもらうことができます。
入居宅訪問の時間は1~2時間程度なので時給換算すると結構いいお小遣い稼ぎになり、入居宅訪問先の大きなメリットはこの謝礼金になります。
ちなみに、この謝礼金は入居宅訪問をした回数分もらうことができるので、入居宅訪問をすればするほど謝礼金をもらえることになります。
一条工務店と本契約を交わすと、入居宅訪問をすることができなくなる理由は、この謝礼金の制度があるからです。
入居宅訪問の依頼が多いお宅では、謝礼金でテレビを購入されたらしいです。
- 自分と面識のない人を家にあげることになる
入居宅訪問に来られる方は、一条工務店で打ち合わせを進めている方とはいっても自分とまったく面識のない他人になります。
一条工務店の担当者が同席しているとは言え、初対面の方を家に招き入れ、いろいろな質問に答えなければいけないため、相当な潔癖な方や人見知りをする方には不向きかもしれません。
一条工務店で家を建てたからといって、必ず入居宅訪問先にならないといけないわけではないので無理に行う必要はありません。
入居宅訪問をされないお宅もたくさんあります。
一条工務店の「完成見学会」と「入居宅訪問」|まとめ
今回、一条工務店の完成見学会と入居宅訪問について、顧客側・オーナー側から見たメリット・デメリットをまとめました。
顧客側としては、完成見学会と入居宅訪問のどちらにしても得られるものがあるので参加した方が良いイベントになります。
ただ、一つ注意点としては入居宅訪問は1度しか行けないので、訪問したときにどのような質問をするのかをしっかり考えていくことが重要だと思います。
また、担当者から見て素行が悪い場合には入居宅訪問をさせてもらえない場合もありますので注意が必要です。
オーナー側としては、多くの顧客が家を見学するのにハウスクリーニングしかしてもらえない完成見学会はあまり魅力を感じません。
それに比べて、入居宅訪問は謝礼金が5,000円と割高なのでかなり魅力的で、見学された方が本契約を交わせばさらに追加で5,000円がもらえるので、入居宅訪問先にとってはメリット部分が多いように感じます。
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