グランパパです。今回はグランセゾンの外壁に取り付けることのできるデザインルーバーについてまとめました。
最近マイホームの採用されている方が増えてきたデザインルーバー。
家の外観をおしゃれに演出することのできる便利なアイテムです。
一条工務店のグランセゾンでも一部制限があるもののデザインルーバーを採用することができます。
今回は、このデザインルーバーについてその仕様や特徴及び、採用時のメリット・デメリットをまとめていこうと思います。
なお、デメリット部分に対しては解決策もまとめてみたので参考にして頂ければと思います。
契約中のハウスメーカーに疑問を抱いたときには別のハウスメーカーの話を聞くことがおすすめです。別のハウスメーカーとの関係も築いておきましょう!!
無料で間取りプランをGetできるタウンライフを見てみる≫≫グランセゾンの「デザインルーバー」の特徴
まずは、一条工務店のグランセゾンに採用できるデザインルーバーについてその特徴をまとめていきます。
まとめる特徴は以下についてです。
- デザインルーバーとは?
- 選べるカラー
- デザインルーバーの幅の間隔
- デザインルーバーを設置するときの外壁との距離
- グランセゾンとアイスマートのデザインルーバーの違い
①デザインルーバーとは?
デザインルーバーは建物の外壁に取り付ける格子状の設備になります(下記画像の赤枠部分)。
一条工務店の商品説明では「外壁まわりに計画することでアクセントになり、デザイン性が向上し見栄えのある外観を作り出すアイテム」といまいちピンとこない説明で紹介されています。
そのため、デザインルーバーについて気になる方は住宅展示場やタブレットでどのようなものなのかを見た方が早いと思いような気がします。
ちなみにデザインルーバーの役割ですが、「デザインルーバーが、視線と外光を適度に遮断し、プライベートな空間を保ちながら採光性と通風性を確保します」となっており、家のデザイン性をアップさせるだけのものではないことが確認できます。
②選べるカラーは3種類
グランセゾンで採用できるデザインルーバーには、
- メープル(木目調シート仕上げ)
- ブラックオーク(木目調シート仕上げ)
- アーバングレー(アルマイト処理仕上げ)
の3種類のカラーが用意されていて、メープルとブラックオークは木目調シート仕上げになり、アーバングレーは塗装仕上げになります。
メープル (木目調シート仕上げ) | ブラックオーク (木目調シート仕上げ) | アーバングレー (アルマイト処理仕上げ) |
---|---|---|
デザインルーバーは、カラーによって「木目調シート仕上げ」と「塗装仕上げ」があることに気をつけましょう。
③デザインルーバーの幅は?
グランセゾンでのデザインルーバーの採用で無料になるのは1箇所で、サイズは幅3間までが標準サイズになります。
もしも、この幅以上のデザインルーバーを設置する場合にはオプション費用がかかり、その費用は192,000円となっています。
説明では1箇所無料となっていますが、3間分を分割して設置することもできるらしく、どのような採用の仕方があるのかは担当者や設計士に確認したほうが良いと思います。
『幅3間』とありますが「間(けん)」と読み、1間(けん)=1.81mになります。つまり、幅3間は1.81m×3=5.43mです。
④デザインルーバーと外壁との距離は?
デザインルーバーは外壁から5㎝の位置に取り付けられます。
グランセゾンの外壁はハイドロテクトタイルなので、ハイドロテクトタイルから5㎝の距離にデザインルーバーの格子がある状態になります。
ハイドロテクトタイルとデザインルーバーの距離が5㎝しかないので外壁が汚れたときが少し心配ですが、ハイドロテクトタイルにはセルフクリーニング効果が備わっているので安心していいと思います。
⑤グランセゾンとアイスマートでデザインルーバーは異なる!?
アイスマートでもデザインルーバーはありますが、グランセゾンのデザインルーバーと少し異なります。
グランセゾンのデザインルーバーは1階から2階までの連続したものを取り付けることができますが、アイスマートのデザインルーバーは1階部分か2階部分のどちらかでしか取り付けることができず連続させることはできません。
そのため、グランセゾンのデザインルーバーの方がアイスマートのものよりもおしゃれに外観を演出することができます。
アイスマートとグランセゾンのデザインルーバーを比較すると、グランセゾンのものの方が1階から2階まで連続している分デザイン性が高いように感じます。
「デザインルーバー」採用時のメリット・デメリット
デザインルーバーは、家の外観をおしゃれに演出できる大きなメリットがありますがいくつかデメリットになってしまう部分も考えられます。
このメリット・デメリットについてまとめていこうと思います。
なお、デメリット部分に対しては解決策もまとめてみたので参考にして頂ければと思います。
デザインルーバーのメリットは?
デザインルーバーを採用することでのメリット部分をやはりそのデザイン性だと思います。
外壁にデザインルーバーを取り付けるだけでかなり家がおしゃれになります。
また、デザインルーバーを取り付けた部分に窓があれば、通風性はそのままで視線と外光を適度に遮断することもできます。
デザインルーバーのデメリットは?
デザイン性に優れたデザインルーバーですが、一条工務店のグランセゾンで採用する場合には、外壁から5cmの距離でしか取り付けることができません。
他のハウスメーカーでは外壁から距離をとって採用することも可能であるので、技術的にできないわけではなくいわゆる一条ルールというものだと思います。
外壁から距離をとって設置できるのであれば、もっとデザイン性を高く演出できるような気がするのですが・・・。
そして、この外壁から5cmしか距離をとることができないことがデメリットの部分を大きくします。
デメリット①:窓の掃除ができない
一条工務店からのデザインルーバーの説明では、「デザインルーバーが、視線と外光を適度に遮断し、プライベートな空間を保ちながら採光性と通風性を確保します」となっています。
もしデザインルーバーの部分に窓があった場合には、採光性と通風性は確保されることになるのかもしれませんが、外側からの窓掃除は困難な状態になってしまうことが予想されます。
そのため、外側から窓掃除をされるかもしれない場合にはその点も考慮してデザインルーバーを採用する必要があります。
ちなみに、通風性を確保・・・となっていますが、全館空調システムが稼働しているので窓を開けることを極力しないでくださいと一条工務店からは説明があるので何に対しての通風性なのかいまいちピンときません。
家の窓を掃除することはあまりなさそうですがどうでしょうか?
デメリット②:狭い隙間は「虫」の宝庫!?
グランセゾンでデザインルーバーを設置した際のデザインルーバーと外壁との隙間は「5㎝」です。
この5㎝の隙間は虫がすごすにはとても快適な隙間になります。
では、どのような虫がやってくるのか???
隙間に巣をつくる虫は「クモ」や「ハチ」です。
家の周辺環境にもよりますが、デザインルーバーを採用されたお宅でそのような経験をされた方もいるみたいです。
グランセゾンを建てる場所が山に近い場所などの場合には、そのようなことも考慮した方がよいのかもしれません。
知り合いの方は、玄関に設置したデザインルーバーにハチの巣ができたらしいです・・・(^^;)
デメリットに対する解決策を考える!!
グランセゾンのデザインルーバーを採用するにあたっての2つのデメリット部分。
- 窓の掃除ができない
- 隙間にクモの巣やハチの巣が発生するかもしれない
この2つのデメリットに対しての解決策を考えてみました。
解決策①:デザインルーバーを採用しない
デザイン性重視のデザインルーバーですが、思い切って採用しないというのも一つの方法です。
実際我が家はデメリット部分を懸念してデザインルーバーを採用しないことにしました。
一条ルールに阻まれましたが、もしも外壁からの距離が5cmではなく自由に距離の設定が可能であるならば採用する予定でした。
あくまでも、ご自分の家にデザインルーバーが必要であるかを考えることが大切だと思います。
解決策②:デザインルーバーを「窓」に重ねずに設置する
家の外観部分の設計において、外壁よりも窓の面積が大きい家を見ることはありません。
それを考えると、デザインルーバーを窓に重ねずに設置することもできるはずです。
窓の前にデザインルーバーがなければ、窓が汚れたとしても掃除をすることは容易にできます。
また、デザインルーバーを視線を遮るために採用しようとしていたのであれば、窓ガラスを「かすみガラス」にし、ハニカムシェードを「レースタイプ」にして対応すればよいように感じます。
「かすみガラス」は、通常のガラスに比べ視線を遮ることはできますが、人影などはもちろん見えます。そのため、かすみガラスのみで目隠しをするという考え方はしない方が良いと思います。
また、採光の量は通常の窓ガラスとかすみガラスに差はありません。そのため、かすみガラスを採用したからといって部屋が薄暗くなるということはありません。
ちなみにかすみガラスの外の見え方は下のような感じになります。
0~5cm | 5~10cm |
---|---|
解決策③:「窓」はデザインルーバーの隙間から高圧洗浄機で掃除する
「窓」の掃除は家の中の掃除と違い、そう頻繁に行うものではありません。
するとすれば、年末の大掃除と台風のあとぐらいでしょうか?
そのぐらいの頻度であるならば、デザインルーバーの隙間から高圧洗浄機で流してしまうという方法でもいいかもしれません。
一条工務店の「窓」の強度を工場見学で見ることができましたが、1,000kgの力でも割れることはありませんでした。
そのため、高圧洗浄機で流すぐらいではびくともしないと思います。
『デザインルーバー』の特徴&採用時のメリット・デメリット|まとめ
デザインルーバーは、家の外観のデザイン性を高めることができる便利なアイテムです。
ただ、採用したときのデメリットも考えながら採用することが大切だと思います。
窓の清掃やクモの巣ぐらいなら良いのですが、さすがにハチの巣を作られてしまうのは頭を抱えてしまいそうです(^_^;)
とくに、一条工務店のグランセゾンで採用できるデザインルーバーは外壁から5cmの距離でしか採用できないため、家の周辺環境には気をつけておく必要があるかもしれません。
デザインルーバーの採用には、デザイン性と実用性それぞれを考慮しながら設置場所を考えることが重要かもしれません。
なお、デザインルーバーを採用される際には外壁に使われるハイドロテクトタイルとの色の組み合わせも考えて種類を選んでいきましょう(*^_^*)
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