「ハウスダスト」とは目に見えないほど小さいチリやホコリのことです。
このハウスダストの中には、
- 衣類の繊維
- ダニの死がいやフン
- ペットの毛
- カビ
- 細菌
- 季節によっては花粉 など
が含まれており、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを引き起こしてアレルギーを引き起こすなど健康にも悪影響を及ぼします。
もうすぐやってくる梅雨は、最もダニ・細菌・カビが発生しやすい季節です。
しっかりお部屋を掃除してハウスダストを除去しておきましょう。
ハウスダストを徹底除去する5つのお掃除ポイント
室内のハウスダストを徹底的に除去したいならしっかりとお掃除のポイントを押さえておくことが大切です。
目に見えないほど小さいチリやホコリであるハウスダストに対してやみくもに掃除をしてもうまく除去することはできません。
今からご紹介するポイントに合わせて掃除を進めていきましょう。
①ハウスダストを除去する掃除のタイミングは?
ハウスダストを除去するのに一番適している掃除のタイミングは、朝一番の起床時です。
ハウスダストは軽くてふわふわと舞い上がりやすいため、人が活動する時間は浮遊していますが、誰も活動しない深夜には床の上に落ちてきます。
そのため、朝起床してすぐに掃除機を使ったり換気のために窓を開けたりすると、床の上に落ちていたハウスダストが一気に舞い上がってしまいます。
そこで、まずはフローリングシートやモップ、雑巾などを使って静かに掃除を始めることがハウスダストを除去する掃除のタイミングになります。
起床時に静かに掃除なんてやってられない方は「ロボット掃除機」に任せましょう!!
②ハウスダストを除去する掃除の順番は?
掃除の順番は「上から下へ」が基本です。
エアコンやカーテンレールの上、照明のカサといった高い場所からスタートして、次に本棚や電化製品など徐々に低いところを掃除していきます。
そして、最後は床を掃除すれば、上から落ちてきたホコリまでをしっかり掃除することができます。
③掃除機の使い方
ヘッドが回転するタイプの掃除機を使う場合は、押すときよりも引くときにゆっくりと動かすことがポイントになります。
その理由は、押すときよりも引くときの方がゴミを吸う力が強くなるからです。
ちなみに、粘着カーペットクリーナー(通称:コロコロ)では、カーペット表面のゴミは取れても内部のゴミは取れないので、カーペット類はしっかりと掃除機をかけることが大切です。
④寝具のお手入れ
ハウスダストの中で、とくにアレルギーの原因になりやすいのが「ダニの死がい・フン」です。
ダニは布団の中を好むので寝具はきちんとお手入れをしておくことが重要です。
布団の内部にいるダニは専用ノズルがついた掃除機などでゆっくりと吸い取りましょう。
また、シーツやタオルケットなどは1週間に1度、布団は1年に1度は丸ごと水洗いをするのがおすすめです。
⑤布のインテリアを避ける
ラグ・カーテン・クッション・ぬいぐるみなど、布を使ったインテリアが多いとハウスダストが発生しやすくなります。
カーテンはブラインドにする、ラグは敷かない、クッション、ぬいぐるみは置かないなど布製品を減らすことで洗濯の回数も減り、掃除もらくになります。
梅雨前のハウスダスト対策|まとめ
ハウスダストは目に見えないほど小さいチリやホコリであるため、細かい掃除がおろそかになってしまいがちです。
ただ、健康に悪影響であることは確かなので、放置しておくことは悪いことしかありません。
梅雨入りまであとわずか、今回紹介した5つのポイントを取り入れてハウスダストを徹底的に除去していきましょう。