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主要設備情報

【一条ルールの変更】グランセゾンの仕様設備がアイスマートでも使用可能に!?

グランパパ

グランパパです。一条ルールが変更になったみたいです。

SNSで知った「グランセゾンの仕様設備がアイスマートでも使えるようになった!?」という情報。

噂では、このことによってグランセゾンで打ち合わせを進めている多くの顧客から不満が出ているらしいです。

確かに、グランセゾンの仕様設備を気に入り契約をした顧客からすると、坪単価の安いアイスマートの方でグランセゾンの仕様設備を取り入れるのが一番いいのでは???という話になります。

一条工務店の商品において省エネ大賞などの多くの賞を受賞しているのはアイスマートですし、Q値C値などの性能についてもアイスマートが一番優れています。

こうなってしまうと、グランセゾンの価値が一気に落ちてしまったような気がします(^^;)

アイスマートからグランセゾンに乗り換えた我が家としても、これが事実だとすると考え直さないといけない部分もあり複雑な気分でした。

そのため、情報の中身を担当者に確認して詳しくまとめることにしました。

担当者に確認した「一条ルールの変更」についての真相!!

本当に、グランセゾンの仕様設備がアイスマートでも採用できるようになったのか???

このことを担当者に確認すると、「一つ上のクラスの商品の仕様設備を採用できるという一定の条件のもと採用できるようになった」みたいです(^^;)

一条工務店の商品としては、下の3つにクラス分けがされているらしく、

  1. グランセゾン
  2. アイスマート
  3. アイキューブ・セゾンAタイプ・ブリアール

アイスマートであれば一つ上のグランセゾンの仕様設備を採用できるし、アイキューブやブリアールであれば一つ上のアイスマートの仕様設備を採用できるようになったということみたいです。

①グランセゾンの設備をアイスマートに採用する場合

今回、顧客に混乱をもたらしているいきなりの一条ルールの変更。

その中心になっているアイスマートで使用できるようになったグランセゾンの仕様設備は以下の通りです。

なお、すべてが標準で使用できるわけではなく、オプション費用がかかるものもあり、それに加えて工事着工日などの期日に制限があるものもあるみたいです。

標準で採用可能な設備

  • グレイスキッチン
  • グレイスドレッサー
  • シューズボックス(内部が回転式のもの)
  • クローゼット(ハンガーをかける部分が飛び出すもの)
  • モクリア(床材)

オプションで採用可能な設備

  • グレイスカップボード
  • 書庫ユニット
  • 吊り押入れ(和室)

その他の仕様設備について

  • 幅木、ドア、窓枠等の内装関係はアイスマートの仕様
  • キッチン床には石目調フロアを採用することはできない
  • ハイドロテクトタイルを使用する場合は坪単価をプラスする
    (アイスマート:+1,3000円、アイキューブ:15,000円)
  • 2020年10月1日以降の加工依頼(着手)の方のみ
  • 2021年1月31日以降に建物の組立て開始の方のみ

「2021年1月31日以降に建物の組立て開始」とは、家の組み立てを開始していくことです。2階建ての場合には、この組み立てに「1階建方・2階建方・屋根仕舞い」とながれがあります。建物工事1日目「1階建方」、建物工事2日目「2階建方」、建物工事3日目「屋根仕舞い」の3日間で棟上げ工事を行っていきます。

標準仕様で、グランセゾンの特徴的である「グレイスキッチン・グレイスドレッサー・シューズボックス(内部が回転式のもの)・クローゼット(ハンガーをかける部分が飛び出すもの)・モクリア(床材)」が使用できるようになったことはすごく驚きです。

②アイスマートの設備をアイキューブ・セゾンAタイプ・ブリアールに採用する場合

グランセゾンの仕様設備がアイスマートで使用可能になったように、アイスマートの仕様設備もアイキューブ・セゾンAタイプ・ブリアールで使用可能になりました。

なお、工事着工日などの期日についての制限は、前項に記載したようになるみたいです。

標準で採用可能な設備

標準で使用できる仕様設備はまったくありません。

オプションで採用可能な設備

  • スマートキッチン
  • グランドカップボード
  • リュクスドレッサー
  • テレビボード
  • シューズボックス

グランセゾンの仕様設備の多くを標準で取り入れられるようになったアイスマートに比べ、アイスマートの仕様設備を標準でアイキューブなどでは取り入れることはできないみたいです。

「一条ルールの変更」によって一番メリットのあるのはアイスマート!?

前項でまとめた内容を考えると、グランセゾンの仕様設備を大幅に採用できるようになったアイスマートに大きなメリットがあるように感じられます。

とくに、アイスマートで標準仕様として採用できるようになったグランセゾンの5つの仕様設備を考えると、グランセゾンで打ち合わせを進めている顧客はあまり良く思わないかもしれません。

せめて標準仕様ではなくオプションとしてなら、グランセゾンオーナーも納得いくのでしょうがどうでしょうか(^^;)

アイスマートで標準仕様になったグランセゾン仕様設備
  • グレイスキッチン
  • グレイスドレッサー
  • シューズボックス(内部が回転式のもの)
  • クローゼット(ハンガーをかける部分が飛び出すもの)
  • モクリア(床材)

グランセゾンから見たアイスマートは?

グランセゾンとアイスマートの今までの仕様設備などを表にすると下のようになっていました。

グランセゾンアイスマート
工法在来軸組み工法2×6工法
設計制限なし総2階
Q値0.980.51
坪単価約69万円約66万円
仕様設備グランセゾン仕様設備
アイスマート仕様設備
アイスマート仕様設備

この表を見ると、グランセゾンの方が坪単価が高くQ値も高いので、アイスマートよりも断熱性・気密性が劣る上に値段が高いというデメリットがあることが分かります。

ただ、設計に総2階の制限がなく、新しいグランセゾンの仕様設備に加えアイスマートの仕様設備も使用できるので、そのメリット部分を大きく感じることができます。

ですが、今回の一条ルールの変更によって、下の表のようになってしまいました。

グランセゾンアイスマート
工法在来軸組み工法2×6工法
設計制限なし総2階
Q値0.980.51
坪単価約69万円約66万円
仕様設備グランセゾン仕様設備
アイスマート仕様設備
アイスマート仕様設備
グランセゾン仕様設備(一部)

この表を見て分かるように、アイスマートの仕様設備に、一部ですがグランセゾンの仕様設備が加わってしまいました。

こうなると、坪単価が安くQ値も低いアイスマートの方がメリット部分が大きくなってしまうような気がします。

グランセゾンとアイスマートではどちらで建てた方が安い?

今回の「一条ルール」の変更によって、どちらで建てた方が建設費用が安くなるのかが気になりますが、それにはどのような間取りで家を設計するかが大きなポイントになってきます。

アイスマートでグランセゾンの仕様設備が使用できるようになったとしても、総2階の制限はなくすことはできません。

そのため、1階と2階の広さを同じ広さ・形で設計することができるのであれば、グランセゾンからアイスマートへ変更した方が建設費用を安くできる可能性があります。

ただ、アイスマートではなくグランセゾンを選んだ方の中には、1階を広く2階をコンパクトにするなど、間取りの自由度を理由に選んだ方もいると思います。

そのような方だと、結局、建坪が増えてしまうので、結果的に建設費用が高くなってしまいます。

ご自身の家の設計に合わせて、どちらが建設費用が安いかを比較することが重要になりそうです。

グランセゾンから見たセゾンAは?

グランセゾンとセゾンAの今までの仕様設備などを表にすると下のようになっていました。

グランセゾンセゾンA
工法在来軸組み工法在来軸組み工法
設計制限なし制限なし
Q値0.980.98
坪単価約69万円約58万円
仕様設備グランセゾン仕様設備×
外壁ハイドロテクトタイルシナジオ-i

この表を見ると、グランセゾンとセゾンAは同じセゾンタイプということもあり、工法・設計・Q値に違いはありません。

ただ、グランセゾンの仕様設備はまったく使用できませんし、そもそも外壁もセゾンAのシナジオ-iは吹き付け材になり、経年劣化によるメンテナンス費用に大きな違いが出てきます。

グランセゾンのハイドロテクトタイルでは、30年後に外壁の継ぎ目の交換を約60万円で行う必要があり、セゾンAのシナジオ-iでは、10年ごとに約100万円ほどメンテナンス費用がかかるとされています。

30年の期間でのメンテナンス費用を比較すると、グランセゾンでは60万円、セゾンAでは300万円(100×3)となってしまい、このメンテナンス費用の差をどう考えるかということになりそうです。

ちなみに、今回の「一条ルールの変更」によってセゾンAに加えられたのは、オプション費用を支払ってのアイスマート仕様設備の使用可能という部分だけでした。

グランセゾンからセゾンAへの変更についてはデメリットが多い

グランセゾンからセゾンAへの変更は、まずグランセゾンの仕様設備が使えなくなることと、アイスマート仕様設備がオプションになってしまうことが大きなデメリット部分になります。

また、それに加えて外壁材の変更により、メンテナンス費用が増加してしまうことも課題です。

坪単価が安くなることによって、初期の建設費用を抑えることはできますが、その後のメンテナンス費用を考えるとトータル的にグランセゾンの方が安くなる可能性もあります。

もしも、変更を考える場合にはメンテナンス費用の部分までを考えて設計を進めたほうがよさそうです。

我が家も今回の一条ルールの変更で、セゾンAも視野に入れましたが、メンテナンス費用などを考えてセゾンAはなしになりました。

今回の「一条ルールの変更」について|まとめ

今回の「一条ルールの変更」ですが、深く調べてみるとアイスマートでのメリット部分が大きく目立ち、それに対してグランセゾンのメリット部分はまったくないように思えます。

グランセゾンはアイスマートよりも断熱性・気密性が劣りますが、新しい商品ということやアイスマートの仕様設備も使えるというメリットがあることから、アイスマートよりも坪単価が高くてもバランスがとれていたように感じていました。

ただ、今回の一条ルールの変更によって、アイスマートでもグランセゾンの仕様設備が使用できるようになってしまったので、そのバランスが大きく崩れてしまったように感じます。

せめて、アイスマートでしか採用できない大きな「Fix窓」を採用できるようにしてほしいものです(^^;

問題は、この一条ルールの変更が発表される前に、工事着工の書類に印鑑を押した顧客の中で、グランセゾンからアイスマートに変更した方が建設費用を抑えることができた方がいるかもしれないことです。

その方たちがこの情報を知って不満に思わなければいいと思います。

一条工務店での家づくりは、一条ルールに従って設計を進めていきますが、謎が多い今回の一条ルールの変更は、現在打ち合わせを進めている顧客に大きな混乱をもたらしそうです(^^;)

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