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作戦会議

【我が家の和室問題】親に言われた3畳の和室の行方!?

夫婦の作戦会議
グランパパ

こんにちは、グランパパです。今回は、夫婦で話した「我が家の和室問題」についてご紹介しようと思います。

私たち夫婦はマイホームに和室をつくる予定はありませんでした。

ただ、ばーば(グランパパの母親)からの意見もあり、間取りを設計するにあたり少し遠回りをすることになりました(^^;)

この「和室問題」は家づくりをされているご家庭で同じように起こりえる問題なので参考にしていただけたらと思います。

我が家に必要になった「和室兼収納スペース」

私が泊まりに行ったときのために3畳でいいから和室をつくっておいてね!!

子供の友達が来たときの遊び部屋にもなるし、使わないときには収納スペースにもなるから便利よ!!

打ち合わせを進めていたある日、パパの実家でばーばから言われたことでした。

2階に子ども部屋を2つ用意するから、子供が使うまであと10年はあるし、その部屋を使ってよ。

もともと、2階に子ども部屋を2つ用意し、子どもが使うまでの間は、その部屋を親に使ってもらおうと思っていたので、そのように伝えたのですが・・・。

高所恐怖症な上に、膝も痛いこの私に階段をのぼらせる気?

3畳の和室は、玄関近くに作って!!

・・・・・・・。

というながれで、打ち合わせにおいて玄関近くに3畳の和室を取り入れることを考えることになりました。

「和室兼収納スペース」の使い道:ばーばの言い分

とりあえずは、この玄関近くにつくる3畳の和室兼収納スペースの利便性をばーばに聞いてみることにしました。

人生の先輩の意見を聞くこともときには大切です。

すると、ばーばの言い分はこうでした。

  • たまに、私が来たときに寝泊まりできる
  • いずれ、子どもが友達を連れてきたときに遊び場にできる
  • たまの、来客時に使える
  • 誰も使わなくなったら、収納として使うことができる

なるほど・・・言い分としては分かりますが、

  • たまに・・・
  • いずれ・・・
  • たまの・・・
  • 誰も使わなくなったら・・・

不確実性な上に曖昧な理由なので、検討が必要そうな理由でした(^_^;)

「和室兼収納スペース」の間取り図:試しに描いてもらった

納得できない親の言葉ですが、親としても遊びに来たときにゆっくりできる場所が欲しいのだろうと考え、設計士さんにお願いして玄関近くに和室兼収納スペースを取り入れてもらうことにしました。

依頼としては、玄関近くに3畳の和室を取り入れてほしいとお願いしただけです。

さて、依頼を出してから2週間後、できあがった間取り図を見ましたが、玄関ホールから微妙な廊下、そしてその奥に3畳の和室がありました。

まさに、隠し部屋か??? と、そう思えるほど使いづらそうな間取り図になってしまいました(^_^;)

「和室兼収納スペース」の建設費用:3畳の和室の金額

少しずつ進めていた我が家のグランセゾンの間取りの設計、そこに突如現れた親から言われた3畳の和室。

そもそも、たまにしか遊びに来ない親が欲しがっている3畳の和室にどのくらいの建設費用がかかるのかを計算してみると、約100万円でした。

「3畳の和室兼収納スペース」

グランセゾンの坪単価:約690,000円

部屋の広さ:3畳=1.5坪

690,000×1.5=1,035,000円

我が家のグランセゾンに必要になった「和室兼収納スペース」の行方

親の想い、和室の使い道、和室の建設費用など、いろいろなことを検証し考えた結果、最終的にもちろん和室の採用は却下になりました。

せっかく和室をつくっても、ほとんど使い道がないからです。

それどころか、3畳の和室を取り入れることで、リビングが狭くなり家全体の間取りのバランスも悪くなってしまいました。

そもそも、最近の家づくりにおいては、和室を取り入れる家は少なくなってきました。

使用頻度の少ない和室をなくし、その分リビングを広くされる方が多いからです。

実際、半年前に家を建てた友人宅では、和室はすでに洗濯物干し場になっていました。

和室を洗濯物干し場として使うぐらいなら、リビングにしてしまった方が絶対いいです。

だからといって、親のことをないがしろにしているわけではありません。

和室は作りませんが、親が遊びに来たときに寝泊まりする部屋はきちんと確保する予定です。

「和室があって当たり前だった世代」と「和室をつくらなくなってきた世代」とでは、家づくりの価値観が異なるので、もめるなというのが無理な話なのかもしれません。

和室をどうするかは、それぞれの家庭の家づくりの考えなのでどちらが正解というのはないと思いますが、「なんとなく」や「親に言われたから」など、曖昧な理由で決めないようにしたいものです。