グランパパです。今回はグレイスキッチンの特徴についてまとめていきます。
グレイスキッチンはグランセゾン仕様のキッチンです。
キッチンの背面にキャビネットが取り付けられているので、料理をしている手元を隠すことができ、リビングとキッチンを独立した空間として使用されたい方におすすめの仕様設備になっています。
ダイニング側収納付きタイプと壁付けタイプの2種類が用意されており、ライフスタイルに合わせて採用することができます。
また、キャビネット部分には小物や食器などを飾ることができるので、ダイニングの空間をおしゃれに演出することができます。
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グレイスキッチンの特徴を
- サイズ
- カウンターの高さ
- キャビネット
- カラーバリエーション
- シンクまわり設備
- 収納
- カウンタートップの種類
- キッチン前ボード
についてまとめていきます。
①サイズ
グレイスキッチンのサイズは2750mmと2250mmの2つがあります。
また、シンクの位置も変更することができ、中寄せタイプと端寄せタイプがあります。
カウンタートップに天然御影石を採用する場合には、2750mmの中寄せタイプのものしか選ぶことはできません。
②カウンターの高さ
キッチンカウンターの高さは、800mm・850mm・900mmの高さから選択することができます。
カウンターの高さ(mm) | 身長の目安 |
---|---|
800 | 身長が160cmぐらいまで |
850 | 身長が160~170cmぐらい |
900 | 身長が170cm以上 |
キッチンカウンターの高さについては、「ポイント②:ワークトップ」の更でまとめています。
③キャビネット
グレイスキッチンには、キッチンの背面部分に「ダイニングオープンキャビネット(飾り棚)」と「ダイニング収納キャビネット」があります。
この2つのキャビネットに小物や食器をレイアウトすることにより、ダイニングの空間を演出することができます。
ダイニングオープンキャビネット(飾り棚)
ダイニング側収納付きタイプのグレイスキッチンでは、ダイニング側に小物や写真を飾ることのできる飾り棚がつきます。
飾り棚にはLED間接照明がついていてるので、より空間を演出することができ、飾り棚の左右には合計3口のコンセントが装備されているので、必要なときに使用することが可能です。
ダイニング収納キャビネット
ダイニング側収納付きタイプのグレイスキッチンでは、ダイニング側にスライド扉付き収納がつきます。
来客用の食器を置いたり、乱雑になりがちな小物類もスライド扉内の収納にすっきりと収めることができます。
④カラーバリエーション
グレイスキッチンのカラーバリエーションは、木目同調エンボスパネルの「ホワイト」「サンド」「グレージュ」「ダーク」の4色になります。
グレイスシリーズのカラーバリエーション
グランセゾンの仕様設備であるグレイスシリーズですが、一部のものを除いて、木目同調エンボスパネルの「ホワイト」「サンド」「グレージュ」「ダーク」の4色のカラーバリエーションになります。
ちなみに、グレイスドレッサーは木目同調エンボスパネルの4色に加え、鏡面塗装のプレミアムホワイトも選択することが可能です。
全体的なイメージとしては、グランセゾンは木目同調エンボスパネル、アイスマートは鏡面塗装という感じです。
⑤シンクまわり設備
グレイスキッチンでは、ステンレスシンクと樹脂シンクの2つのシンクから好みのものを選択することができます。
ステンレスシンク
ステンレスシンクは、静音シンクになっていてシンク裏側に制振材を施し、水はね音やシンクと食器の接触音等を吸収できるようになっています。
それにより、従来のシンクが約47dBだったものを約34dBまで低減させていて、図書館(40dB)よりも静かなレベルになります。
静音シンク | |
洗剤立て | |
排水かご | |
まな板立て | |
水切りカゴ |
樹脂シンク
樹脂シンクは、素材が人造大理石で、ステンレスより表面硬度が高く傷がつきにくい特徴があります。
また、カウンターとの継ぎ目がないシームレス接合が可能なため、カウンタートップとの隙間に汚れが付着せず清掃性が向上します。
樹脂シンクでは、「オフホワイト」「ライトピンク」「ライトグレー」の3色から好みの色を選ぶことができます。
樹脂シンク | |
洗剤立て | |
排水かご | |
スライド式水切りプレート |
スライド式水切りプレート
樹脂シンクでは、シンク内部に2段の水切りプレートが設置可能です。
縦幅(mm) | 横幅(mm) | |
---|---|---|
上段 | 430 | 272 |
下段 | 378 | 250 |
カウンタートップに御影石カウンターを採用した場合には、人造大理石の加工ができないため、樹脂シンクを選ぶことはできません。
⑥収納
収納力
一番上の引き出しには仕切りトレーを設置し、箸やスプーンなどを収納しやすくしてあります。
この仕切り板は、位置を変更することができるので好みのサイズのスペースをつくることができます。
また、重いものを収納することの多い一番下のスペースには、移動できる収納仕切りを設置してあるので便利です。
コンロ下、ワークトップ下、シンク下のキャビネット部分は、デッドスペースができやすい部分ですが、内引き出しを採用することでデッドスペースをなくし収納力をアップしてあります。
さらに、食器洗い乾燥機の下の部分も収納として使えるので、買い置きのスポンジやたわし、洗剤などの保管に最適です。
耐久性
一条工務店では、世界No.1の実績を誇る『BLUM』社製(オーストリア)のフルスライドレールを、すべての引き出し(マルチラックを除く)に標準採用しており、引き出しや扉にはソフトクロージング機能がついているので、バタンと閉まることなく、ゆっくり静かに閉まります。
また、引き出し底板部分には、耐摩擦性・耐汚性に優れる低圧メラミンボードが採用されています。
フルスライドレールは、10万回の開閉試験にも耐えうる実績を誇ってるそうです。
⑦カウンタートップ
グレイスキッチンのカウンタートップは、有機ガラス系人造石のグラリオカウンターか天然御影石を採用することができます。
グラリオカウンター(有機ガラス系人造石)
グラリオカウンターは、有機ガラスの透明感と天然雲母の輝きで天然石のような見た目になっています。
高い表面硬度で傷つきにくく、耐熱性にも優れています。
また、撥水撥油成分が配合されているので、調味料や食材などの汚れがつきにくく掃除も簡単です。
「ホワイト」「ベージュ」「ブラック」の3色から選択することができます。
グラリオカウンターでは、キッチンのサイズ「2750mm・2250mm」、シンク位置「中寄せ・端寄せ」のすべてのタイプを採用することができます。
天然御影石
天然御影石をカットして一枚板にしたものです。
天然石ならではの重厚感と高級感があり、高い表面硬度と耐熱性を持っています。
「グレー」と「ブラック」の2色から選択します。
天然御影石を採用する場合には、ステンレスシンクになり樹脂シンクは採用できません。
また、キッチンのサイズが2750mmで、シンクの位置が中寄せタイプの場合のみ天然御影石を採用できます。
⑧キッチン前ボード(加熱調理機前)
グレイスキッチンでは、キッチン前のボードを5つのものから選択することができます。
スノーホワイト | |
ビアンコカララ | |
ランブルペーパー | |
エンペラドールボニート | |
シェルグラニット |
グレイスキッチンは、ダイニングから独立したキッチンになっているので、来客者からキッチン前ボードは見えない位置にあります。奥様の好みに合わせたものを採用してよさそうです。
『グレイスキッチン』の特徴|まとめ
グレイスキッチンは、収納面はもちろん、耐久性についてもかなり優れいているので、満足して使用できそうです。
シンクやカウンタートップについては好みに合わせて選択できるので、デザインや実用性を考えて選択するのがいいと思います。
ただ、加工上の問題で天然御影石のカウンタートップを選択した場合には、樹脂シンクが採用できなくなるのは残念な部分で、どちらも採用しようと考えられていた方は悩むことになりそうです。
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