グランパパです。一条工務店のシロアリ対策をまとめました。
家づくりで重要なシロアリ対策。
どこのハウスメーカーにおいても独自の方法で対策を行っています。
一条工務店のシロアリ対策では、シロアリの食害を受けない加圧注入式防腐防蟻処理材を採用することにあわせて、シロアリの侵入を防ぎつつ長期安定性・健康に配慮した防蟻薬剤工法を全タイプに導入しています。
防蟻薬剤工法とは、タンスの防虫剤等で使用されているピレスロイド系の薬剤を必要範囲内で用途に合わせて使い分け、シロアリが建物内に侵入しづらい環境を整備するものです。
今回はシロアリ対策に万全を期した一条工務店のシロアリ対策についてまとめていきます。
契約中のハウスメーカーに疑問を抱いたときには別のハウスメーカーの話を聞くことがおすすめです。別のハウスメーカーとの関係も築いておきましょう!!
無料で間取りプランをGetできるタウンライフを見てみる≫≫防蟻薬剤工法に使用する薬剤の効果&安全性
防蟻薬剤工法で使用されるピレスロイド系の薬剤ですが、その効果や安全性について気になるのでまとめてみました。
①薬剤の防蟻成分
使用される防蟻薬剤には防蟻効力のある成分としてビフェントリンが0.1%含まれます。
ビフェントリンは家庭用殺虫剤や蚊取り線香などに広く使用される除虫菊に含まれる殺虫成分を合成した薬剤のひとつで、有機リン系薬剤に比べ揮散性が低く、熱・光・酸・アルカリ等に対し安定的であるという特徴を持っています。
薬剤なので庭の土や人体に影響を及ぼさないか気になりますが、成分が空気中に発散しにくく水にも溶けにくいため、汚染度が低いのが特徴です。
②ビフェントリンの防蟻効果
どれだけ防蟻効果が高くても、その効果がどのくらい持続するかが心配です。
ビフェントリンの効果は国内の試験においては8年、アメリカにおける試験では10年以上の効力持続性が報告されています。
③ビフェントリンの安全性
ビフェントリン原体のLD50は0.0555g/kgですが、防蟻薬剤自体はビフェントリンを0.1%含むだけなのでLD50は55.5g/kgとなり、食塩よりも安全な普通物に該当します。
また、WHO(世界保健機構)では、ビフェントリンをマラリア撲滅薬剤として認定しています。
LD50とは?
LD50とは薬剤を口にしたときの毒性致死量を表す単位で、検査に使う動物の50%を死亡させるに至った量を、その動物の体重1kgあたりに換算した数値になります。LD50の安全性分類は下の表のようになります。
LD50値 | 分類 |
---|---|
0.30g/kgを超える | 普通物 |
0.03g/kgを超え0.30g/kg以下 | 劇物 |
0.03g/kg以下 | 毒物 |
④薬剤の処理範囲
一条工務店の防蟻処理は従来のような全面散布処理は行いません。
シロアリが侵入する危険性のある箇所のみに限定して施工できる薬剤を採用することで、効果的かつ安全性の高い防蟻施工になります。
防蟻薬剤工法で使用する薬剤と役割
一条工務店の防蟻薬剤工法では「コシペレットB10」「コシコートEV」「コシシーラー」の3つの薬剤を使用します。
コシペレットB10
コシペレットB10は、黄色の粒状の薬剤でシロアリが土壌から侵入することを防止します。
コシコートEV
コシコートEVは、青色で粘性のある液状塗料でシロアリの蟻道構築防止を図るものです。
コシシーラー
コシシーラーは、青色の防蟻剤入りシーリング材でシロアリの蟻道構築防止を図るものです。
防蟻薬剤工法の施工内容
防蟻薬剤工法のながれは布基礎とベタ基礎で床下の状態が異なるので、それに合わせて行います。
布基礎の場合
布基礎の場合には基礎の立ち上がりと防湿土間コンクリートの取り合いに「コシペレットB10」を散布し、水道配管部・水抜き穴部分には「コシコートEV」を塗布します。
- 基礎立ち上がりと防湿土間コンクリートの取り合いに「コシペレットB10」を散布
- 水道配管部・水抜き穴部分に「コシコートEV」を塗布
布基礎では床下が全面”土”ですが全面薬剤を散布しなくても問題はないみたいです。
ベタ基礎の場合
べタ基礎の場合には玄関・勝手口の外土間部に「コシペレットB10」を散布し、水道配管部・水抜き穴部分等に「コシコートEV」または「コシシーラー」を塗布します。
- 玄関・勝手口の外土間部に「コシペレットB10」を散布
- 水道配管部・水抜き穴部分等に「コシコートEV」または「コシシーラー」を塗布
一条工務店の防蟻薬剤工法|まとめ
家づくりにおいてシロアリ対策は重要なものですが、家が建ってからではどのようなシロアリ対策を行っているのかを確認することができません。
基礎工事の際にどのようなことをしているのかを見学できるときには見学させてもらてもよいかもしれません。
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