グランパパです。今回はトイレに「手洗い器」をつけたい場合の方法とそれぞれのメリット・デメリットについてまとめていきます。
一条工務店で家を建てる場合のトイレには標準仕様で下の画像のようなものが備わっており、収納力も高くトイレの見栄えも良いのが特徴です。
ただ、この標準仕様の設備の中に「トイレの手洗い器」は含まれていません。
そこで、手洗い器を設置したい場合にはどのような選択肢があるのかを調べてみました。
ウォールボックス:3段に分割することができ、トイレットペーパーを12個収納可能。
ベースボックス:2段に分割することができ、上段にトイレットペーパーを2つ、下段に掃除用具を収納できます。
一条工務店のトイレのオプション費用について
一条工務店の家の設計では標準仕様のトイレが無料でついています。
そのトイレを変更する場合には、標準仕様のトイレと変更するトイレの金額の差額分の費用を支払うことで設置することができます。
変更するトイレの金額 - 標準仕様のトイレの金額 = 支払う金額
記事内に出てくるトイレや手洗い器の費用は、一条工務店の標準仕様のトイレとの差額費用であり、もともとの金額ではありませんので勘違いしないようにご注意ください。
契約中のハウスメーカーに疑問を抱いたときには別のハウスメーカーの話を聞くことがおすすめです。別のハウスメーカーとの関係も築いておきましょう!!
無料で間取りプランをGetできるタウンライフを見てみる≫≫『トイレの手洗い器』についての比較検討
今回の「トイレの手洗い器」の検討は、以下の商品について行います。
- タンク上手洗い
- TOTO「壁付手洗い器」
- LIXIL「コフレル」・TOTO「スリムタイプC」
- トイレ手洗いカウンター「アラウーノ専用」
- トイレ手洗いカウンター「一条工務店オリジナル」
①タンク上手洗い
トイレに手洗い器をつけたい場合に、一番簡単で費用がかからない方法は「タンク上手洗い」を採用する方法です。
一条工務店のトイレにかかる費用は、標準便器との差額費用になるので、標準便器にタンク上手洗いを採用することで手洗い器を取り付けることができます。
また、追加費用で30,000円がかかりますがTOTOのZJに便器を変更することにより、タンク上手洗いを深型にすることもできます。
- 標準便器の採用で費用がかからない
- TOTOのZJを採用するとしても追加費用3万円ですむ
- 手を洗った水がタンクに溜まりトイレを流すので、別で手洗い器をつけるよりも水道代がかからない
「タンク上手洗い」をつけることで手洗い場を確保することができ、標準便器に採用する場合には費用もかかりません。
水はねが気になるときには、追加費用3万円でTOTOのZJに変更することによってタンク上手洗いが深型になります。
また、タンク上手洗いでは手を洗った水をトイレを流すときに使用するため、別で手洗い器を採用するよりも節水になり水道代もかかりません。
- 便器があるので手洗い器まで距離があり手が洗いづらい
- 手が洗いづらいので水が飛び跳ねやすい
- そもそもこの部分を手洗い器だと思っていない人が多い
- タンクレストイレでは「タンク上手洗い」は採用できない
「タンク上手洗い」は、便器があるので手を伸ばして洗うことになります。
そのため、手を洗いづらいのに加え、それほど広さもないので水が飛び跳ねやすくなります。
また、タンクレストイレを採用している場合にはタンク自体がないのでタンク上手洗いは採用することができません。
最近では、トイレに別で手を洗う場所が設置してあることが増えてきたせいか、タンク上手洗いを手を洗う場所と思っていない方も結構いるみたいです。
②TOTO「壁付手洗い器」
壁付手洗い器は、昔ながらの簡易的な手洗い器です。
収納もなく、ただ手洗い場を設けたい場合には良いのかもしれませんが・・・。
費用も4万円弱~6万円程度と結構するので、壁付手洗い器を採用するぐらいなら金額もそれほど変わらない別のものを採用した方がいいような気がします。
- 個人的にはメリットを感じる部分がありませんでした。
- 収納スペースがない
- 金額が他の手洗い器に比べてそこまで安くない
壁付手洗い器については、個人的にメリットを感じる部分がありませんでした。
これを採用するのなら、もう少し金額を出してLIXILのコフレルを採用した方がいいような気がします。
③LIXIL「コフレル」・TOTO「スリムタイプC」
手洗い器と収納が一体化したコンパクトな手洗い器になり、収納スペースには掃除道具などを収納することができます。
また、LIXILのコフレルは、「スリム・スリムカウンター・ワイド」の3つの種類があり好みに合わせて選択することができます。
オプション費用は、鏡つき・自動水栓などのタイプによっても異なりますが、6万円弱~10万円弱の金額で採用することができます。
コフレルスリムカウンター
- 手頃なオプション費用でおしゃれな手洗い器を採用できる
- コフレルについては、いろいろなタイプから選択することができる
- 一条工務店の標準仕様のトイレにも採用できる
LIXILのコフレルについては、「スリム・スリムカウンター・ワイド」の3タイプに加え、鏡つき・自動水栓と選択できるので自分の好みに合わせた手洗い器を採用しやすいです。
また、アラウーノ専用の手洗いカウンターのような一定のトイレを採用しなくても、一条工務店の標準仕様のトイレでさいようすることができます。
- 一条工務店のオリジナル収納カウンターがなくなる
- 一条工務店のオリジナル収納カウンターがなくなっても安くなるわけではない
コフレルとスリムタイプCを採用する場合には、標準装備でついていた一条工務店のオリジナル収納カウンターを取り外す必要があるため、標準装備の収納スペースがなくなってしまいます。
すべての標準装備の収納スペースをなくさなくてもコフレルやスリムタイプCを取り付けられそうですが、我が家の打ち合わせではすべてがなくなると設計士さんに教えられました。
気になる方は、それぞれの担当者・設計士さんに念のため問い合わせてください(^^;)
また、一条工務店のオリジナル収納カウンターがなくなったとしても、もともと標準装備のものなので費用は安くなるわけではありません。
④トイレ手洗いカウンター「アラウーノ専用」
アラウーノ専用のトイレ手洗いカウンターは、標準便器をアラウーノに変更した場合に採用することができます。
そのため、手洗いカウンターのオプション費用だけでなく、標準便器をアラウーノに変更するオプション費用もかかります。
標準便器をアラウーノに変更する費用が5万円程度、アラウーノ専用手洗いカウンターが9万円程度なので、14万円程度のオプション費用で採用することができます。
ウォールボックス:一条工務店標準装備のトイレ収納と同じでトイレットペーパーが12個収納可能です。
- 一条工務店のオリジナル収納カウンターと同じ収納スペースがある
- 収納スペースと手洗い器の一体感のあるおしゃれなトイレができあがる
- 1坪の広さのトイレで採用できる
手洗い器を採用すると、一条工務店のオリジナル収納カウンターがパナソニックの手洗い器のついた収納カウンターに変化します。
収納スペースは変わらない大きさなので気になることもありません。
また、一条工務店オリジナルのトイレ手洗いカウンターが1.5坪の広さが必要なのに対して、アラウーノ専用のトイレ手洗いカウンターでは1坪の広さで採用することができます。
- 標準便器をアラウーノに変更しなくては採用できない
- トータルのオプション費用が14万円と高額になる
アラウーノ専用の手洗いカウンターなので、標準便器をアラウーノに変更しなくてはいけません。
そのため、トイレにアラウーノを採用したくない場合は検討しても仕方ありません。
また、手洗いカウンターを採用するオプション費用に加えて、標準便器をアラウーノに変更するオプション費用がかかるので、トータルのオプション費用が14万円程度と高額になってしまいます。
⑤トイレ手洗いカウンター「一条工務店オリジナル」
一条工務店オリジナルの手洗い収納カウンターは、1.5坪の広さは必要になりますが、その分収納スペースやトイレ自体のスペースもかなり広くなります。
そのため、老後のために広めのトイレを用意しておきたい場合などにいいと思います。
オプション費用は8万円~11万円程度になります。
両側の扉は引き戸式、中央下段の引き出しは押し開きタイプになっています。
- 1.5坪のトイレになるので広いトイレを採用できる
- 収納スペースがかなり広い
- 手を洗うスペースが広い
- 洗面化粧台がついている
1.5坪の広さのトイレになるのでかなり広いトイレになり、その分収納スペースも大きく、手を洗うスペースも広く使えます。
洗面化粧台の奥行きは330㎜あるので、他の手洗いカウンターに比べてゆったりと使用することができます。
- 1.5坪の広さが必要になる
- 他のものに比べてかなりの費用がかかる
1.5坪の広さが必要になるのが最大のデメリットです。
手洗いカウンターを採用するためのオプション費用は8万円~11万円程度と他の手洗いカウンターと同じぐらいの金額に感じますが、0.5坪分の費用を考えるとかなりの費用が必要になります。
グランセゾンの坪単価が約70万円だとすると、0.5坪分の金額は35万円となり、手洗いカウンターのオプション費用を加えると40万円~50万円程度の金額がかかる計算になってしまいます。
『トイレの手洗い器』についての比較検討|まとめ
トイレに手洗い器をつけたい場合、いくつかの選択肢はありますが、オプション費用を考慮すると選択肢が狭まってきそうな気がします。
理想的な手洗い器は、老後を考えての1.5坪の一条工務店オリジナルの手洗い収納カウンターの採用ですが、オプション費用を考えると悩んでしまいます。
我が家も、間取りの設計において、一度1.5坪のトイレを検討したことがありますが、もともと1坪のトイレを1.5坪に変更して他の間取りを調整したので、家の間取りが全体的におかしくなってしまいました。
そのため、一条工務店のオリジナル収納カウンターを採用したい場合には、最初から広いトイレを採用するつもりで1.5坪で計画を立てていた方がいいような気がします。
トイレに手洗い器を採用する予定の方は参考にされてください。
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