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内装(グランセゾン)

【グランセゾン内装】『ハイドア』の特徴を解説!!設置の注意点(我が家の体験談)

グランパパ

グランパパです。今回はグランセゾンの仕様設備であるハイドアについてまとめていきます。

一条工務店のグランセゾンでは、1箇所のドアに「ハイドア」を標準仕様として採用することができます。

このハイドアは床から天井までの高さがある開き戸であり、玄関ホールからリビングへの入り口を上品に彩ることができます。

今回は、このハイドアについてその仕様や設置にあたっての注意点を我が家の体験談を交えてまとめていきます。

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ハイドアの仕様

グランセゾンで設計をしている場合には、天井高を265cmと240cmのどちらかで設定します。

ハイドアはその天井高に合わせて同じ高さのものが自動で採用されます。

また、種類はそのサイズによって親子ドアか開きドアのどちらかになります。

デザインは、パネルタイプのものかガラスタイプのものかを選択でき、ガラスタイプは透明ガラスかかすみガラスのどちらかを選択できるようになっています。

  • パネルタイプ
  • ガラスタイプ(透明)
  • ガラスタイプ(かすみ)

高さの設定天井高265cm・240cmに対応
種類親子ドア・開きドア
デザインパネル(レリーフ)・ガラス(透明、かすみ)

【解説】グランセゾン内装:『ハイドア』の仕様と設置の注意点(我が家の体験談)!!

ハイドアの「ドアレバー」

ハイドアのドアレバーは、握らなくても開閉できるドアノブになっています。

押す・引くの簡単な操作で力をかける必要がなく開くことができるため、荷物で手がふさがっているときでも操作が可能になります。

また、静音に配慮した消音ラッチが採用されています。

【解説】グランセゾン内装:『ハイドア』の仕様と設置の注意点(我が家の体験談)!!

消音ラッチとは?

通常、ドアを閉めるときには「カチャッ」と音が鳴ります。

このときに鳴る音をラッチ音といいます。

このラッチ音を防ぐために取り付けるものが「消音ラッチ」で、樹脂加工を施したラッチボルトのことを言います。

ハイドア設置の注意点(我が家の体験談)

グランセゾンで1箇所標準装備のハイドアは、ほとんどの方が玄関ホールからリビングへの入り口に取り付けることになると思いますが、その場合にはとくに注意することはありません。

ただ、それ以外の場所へハイドアを設置しようと考えられている方は注意する点があります。

そのことについて、我が家の実体験を踏まえてまとめていきます。

グランセゾンの天井高はすべての部屋で265cmではない!?

グランセゾンのハイドアは「玄関ホールからリビングへの入り口を上品に彩ること」を目的にされています。

つまり、玄関ホールからリビングへの入り口にハイドアを採用する場合にはとくに注意する必要はありません。

ただ、それ以外の場所へハイドアを採用しようとしている場合には注意が必要です。

グランセゾンでは、天井高を標準仕様で265cmか240cmに設定することができます。

多くの方が265cmの天井高を採用されると思うのですが、この場合においても洗面所・脱衣室などは天井高240cmでの設計になります。

このとき、居室から洗面所・脱衣室への入り口にハイドアを設置してしまうと、天井高265cmの部屋から天井高240cmの部屋への移動になってしまいます。

天井高265cmの部屋から天井高240cmの部屋への移動だとどうなる?

ここからは、我が家の実体験になります。

我が家では、ハイドアを居室から洗面所への入り口に設置する予定になっていました。

このときの天井高はもちろん居室265cmと洗面所240cmです。

フィリピン工場からの製図でも、とくに何の指摘もなく最終仕様確認まで打ち合わせを進めていました。

居室から洗面所への入り口のハイドアの高さってどうなるんですか?

洗面所の天井高は240cmですよね???

あれ!?

これだとドアを開いたら壁が出てきちゃいます。

打ち合わせの中でのふとした設計士さんと会話で、空気が張り詰めました。

このママの設計では、下の図のようになってしまいハイドアのを開けたときに壁が出てきてしまうようになってしまいます。

【解説】グランセゾン内装:『ハイドア』の仕様と設置の注意点(我が家の体験談)!!

居室の天井高265cmと洗面所の天井高240cmとの差は25cm。

つまり、ハイドアを開けると25cmの壁が出てくる設計になっていました。

フィリピン工場の製図部門では、ハイドアが開く方向が居室側だったためスルーされていたみたいでした。

標準設定にある240cmのハイドアに自動で変更になるのでは!?

そもそもハイドアの仕様では、高さの設定が「天井高265cm・240cmに対応」となっています。

そのため、我が家のような場合には洗面所の天井高240cmに合わせ、ハイドアも240cmのものが選択されるのではないかと思い、設計士さんに質問してみました。

さすがにハイドアを開けて壁が25cmはあんまりですし、フィリピン工場側も240cmのハイドアで考えているんじゃないですか?

ハイドアの高さの設定「240cmに対応」とは、グランセゾンの天井高265cm・240cm標準の中で、土地の高さの規制上240cmの天井高を選ばれるお客様もいらっしゃいますが、そのような方でもハイドアは対応しているという意味です。

そのため、天井高265cmを選択した場合にはハイドアの高さは自動で265cmになります。

つまり、今回気づいたハイドアを設置した場合の25cmの壁は、最終仕様確認で気づかず家を建ててしまっていたとすると、家が完成してから知ることになっていたことでした。

本当に気づけて良かったと思います(^^;)

我が家のハイドア設置の注意点への対応

居室から洗面所への入り口に設置することで、ハイドアを開けたときに25cmの壁が出てしまうことに気づいた我が家ですが、さすがにそのまま家を建てたくはないのでどうするか考えることにしました。

【解説】グランセゾン内装:『ハイドア』の仕様と設置の注意点(我が家の体験談)!!

設計士さんに相談した結果、問題点の改善には

  1. ハイドアの採用をあきらめる
  2. 洗面所をホール扱いにする

の2通りの方法しかなく、我が家では洗面所をホール扱いに変更し天井高を265cmになるようしました。

洗面所をホール扱い変更したことによって、石目調フローリングの採用はできなくなりましたが、その分天井を高くすることができたのでまぁよしとしました。

もし、我が家と同じようなことになる方がいらっしゃる場合には、「ハイドアの採用」と「石目調フローリングの採用」のどちらかを選ぶ必要があると思います。

天井高240cmの洗面所もホール扱いにすることで天井高は265cmになり、居室からハイドアによって出入りすることができるようになります。

ただ、その場合には洗面所ではなくホールということになるので、石目調フローリングは採用できなくなってしまいます。

『ハイドア』の仕様と設置の注意点|まとめ

一条工務店のグランセゾンにおいて標準仕様で採用することができる「ハイドア」は、その大きさや雰囲気で家に高級感を与えてくれるため、必ず取り入れたい仕様設備です。

ハイドアの採用にあたっては、ほとんどの場合、玄関ホールからリビングへの入り口に配置しますが、それ以外の場所へ配置する場合には我が家のように天井高に注意が必要です。

とくに、扉の開き方向に問題がない場合には、フィリピン工場においてチェックが入らず製図されてくる可能性があるのできちんと確認を行うことが大切です。

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