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ハウスメーカー選びを「失敗する人」の3つの行動パターン

グランパパ

グランパパです。家づくりにはハウスメーカー選びがとても重要ですが、このハウスメーカー選びで失敗する人には特徴的な行動パターンがあります。

家の建築は「ハウスメーカーを選び・家を建てることを依頼し・家の設計をし・家を建ててもらう」というながれですすみます。

そして、このながれを進めるにはハウスメーカーと書面で契約を交わす必要があります。

この契約によってハウスメーカーは本格的に依頼者の家づくりに着手するのですが、もしもこれ以降にハウスメーカーを変更する場合には、違約金が発生してしまいます。

契約を結んでからハウスメーカーの担当者の対応が悪くなったなどはよくあるクレームのひとつです。

「ハウスメーカー選びで失敗する」とはハウスメーカーと契約後に起こる様々なことによって”失敗したなぁ”と後悔すること全般のことです。

契約を交わす前ならば、いくらでもハウスメーカーを選び直すことができるので、いかに失敗なくハウスメーカーを選ぶのかが重要になります。

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ハウスメーカー選びで失敗する人の3つの行動パターン

家づくりをされている方は、どのような方においてもハウスメーカー選びに失敗しようなどとは考えていません。

それでも、失敗してしまう方がいるのは事実であり、ひどい場合には訴訟までに発展することもあります。

今回紹介するハウスメーカー選びで失敗する人の3つの行動パターンは、このような行動をとると失敗するということではなく、失敗に至ってしまう可能性が高いということですので、そのことを踏まえて確認してもらえればと思います。

行動パターン①:知名度でハウスメーカーを選ぶ

ハウスメーカー選びを「失敗する人」の3つの行動パターン

ハウスメーカー選びで失敗する人は、知名度だけでハウスメーカーを選んでしまうことが多いです。

家づくりを始めた人がハウスメーカーのことをまったく知らないのかというとそれは違います。

なぜなら、家づくりをするしないに関わらず、普段からテレビCMなどを通じてハウスメーカーのことを目にしているからです。

人間はイメージ戦略に弱い部分があり、新しい何かを始めるときには知っているものに対して安心感を持ってしまう特徴があります。

そのため、自分が知っているハウスメーカーなどがあると、その名称だけで安心してしまい、2~3社ほどを比較しただけで他のハウスメーカーとたいして比較検討もせずに、聞きなれたハウスメーカーに決定してしまうことがあります。

他のハウスメーカーとの比較を怠ると・・・

どのハウスメーカーにもメリット・デメリットがあり、家の性能もピンからキリまであります。そして、建築費用の差があっても家の性能は変わらないハウスメーカーもあります。

そのような中、聞きなれたハウスメーカーの名称に安心してしまい、比較もせずにハウスメーカー選びをすすめてしまうことはあとあと大きな失敗を招く要因になります。

ハウスメーカーごとの性能や費用を調べることは、家づくりにはとても重要なことです。ハウスメーカーの比較を怠るということは、他のハウスメーカーで安く建てられる可能性があるのに、高いハウスメーカーで建てることになるかもしれないということです。

ハウスメーカーの名前が家の性能ではない

家の品質は、ハウスメーカーの名前で決まるものではなく、その性能で決まります。

確かに、大手ハウスメーカーは家の性能を良くするために、多くの努力を行っています。ただ、同じように努力している小さな工務店やハウスメーカーもたくさんあるのは事実です。

ハウスメーカーの名前で比べるのではなく、様々なハウスメーカーから情報を集め、家の性能で比べることが大切です。有名な名前のハウスメーカーだから、家の性能もすごく良いということではないということを忘れてはいけません。

行動パターン②:坪単価でハウスメーカーを選ぶ

ハウスメーカー選びを「失敗する人」の3つの行動パターン

ハウスメーカー選びで失敗する人は、坪単価のみを比較してハウスメーカーを選んでしまうことが多いです。

坪単価は、その家の1坪にいくらの建築費がかかるのかということを表していますが、この坪単価の金額だけでハウスメーカーを比較してはいけません。

その理由は各ハウスメーカーでその坪単価に含まれるものが異なるからです。

坪単価には設備も含めて考える

仮に、30坪の家を建てる方がいるとします。このときA社は坪単価50万円、B社は坪単価60万円で建築ができると見積もりをだしてきました。

そのときのプランで出されたのが以下の通りだとします。

A社:坪単価50万円

設備:別料金

総額:400万円

  • キッチン(150万円)
  • カップボード(100万円)
  • シューズボックス(50万円)
  • 洗面台(100万円)

B社:坪単価60万円

設備:坪単価に含まれる

総額:0円

  • キッチン(150万円)
  • カップボード(100万円)
  • シューズボックス(50万円)
  • 洗面台(100万円)

A社とB社の坪単価を単純に比較すると

A社:50万円 < B社:60万円

となり、A社の方が安くで家を建てられる気がします。

ですが、建築費用に設備を加えて計算(坪単価×坪数+設備費用)すると

A社:(50×30)+400=1,900万円

B社:(60×30)+0=1,800万円

となり、これを坪単価に戻す(総額÷坪数)と

A社:1,900÷30≒約63万円

B社:1,800÷30=60万円

と、B社の方が安くで家を建てることができることが分かります。

A社:63万円 > B社:60万円

家づくりはランニングコストも考慮する

坪単価はあくまで建築費用に関する指標であり、家が建つまでにかかる費用を表しています。つまり、家が建ってからかかるランニングコストは考慮されていません。家づくりでは光熱費やメンテナンス費用などのランニングコストを考慮することも重要になります。

家のランニングコスト
  • 光熱費
  • メンテナンス費用
  • 税金
  • 保険  など

仮に、30坪の家を建てる方がいるとします。このときA社は坪単価40万円、B社は坪単価50万円で建築ができると見積もりをだしてきました。

そのときのランニングコストが以下の通りだとします。

A社:坪単価40万円

光熱費・メンテナンス費用

年間:60万円

B社:坪単価50万円

光熱費・メンテナンス費用

年間:30万円

A社とB社の坪単価を単純に比較すると

A社:40万円 < B社:50万円

となり、A社の方が安くで家を建てられる気がします。

実際に建築費用を計算(坪単価×坪数)すると

A社:(40×30)=1,200万円

B社:(50×30)=1,500万円

となり、A社の方が300万円も安く家を建てることができます。

ただ、この金額に30年間にかかる光熱費・メンテナンス費用を加える(建築費用+(光熱費・メンテナンス費用×30年))と

A社:1,200+(60×30)=3,000万円

B社:1,500+(30×30)=2,400万円

と、B社の方が最終的に安い金額ですむことが分かります。

A社:3,000万円 > B社:2,400万円

行動パターン③:とりあえず住宅展示場に行く

ハウスメーカー選びを「失敗する人」の3つの行動パターン

ハウスメーカー選びで失敗する人は、とりあえず住宅展示場に足を運んでしまうことが多いです。

住宅展示場に行くことは悪いことではありません。

とくに、多くのハウスメーカーが揃った総合住宅展示場では、実際の家の空間を体験でき知識のある営業マンに詳しく家づくりについて教えてもらえる場所でもあります。

ただ、何も分からず、何も知らずに、ただ足を運ぶことはよくありません。

「家を売るプロ」 ≠ 「家づくりのプロ」

ハウスメーカーの営業マンは、家づくりの知識があり懇切丁寧にいろいろなことを教えてくれます。ただ、ハウスメーカーの営業を担当するスタッフは、あくまでも「家を売るプロ」であり「家づくりのプロ」ではありません。

ときには、家づくりのことを詳しく勉強し、知識も豊富な方もいらっしゃいます。ですが、その他の営業マンの知識は自社の商品を売ることに偏った知識になっていることが多く、「いい家とは何か?」ではなく「自分のハウスメーカーでつくる家のいい部分はどこか?」の話をするように訓練されています。

だからこそ、「とりあえず(=何も勉強せずに)」住宅展示場に行くと、たまたま立ち寄ったいくつかのハウスメーカーの営業マンからの情報が「建築業界の常識」だと思い込んでしまうおそれがあります。

ハウスメーカー選びを「失敗する人」の3つの行動パターン|まとめ

家づくりは、たくさんあるハウスメーカーの中から、ご自身の家づくりを依頼するハウスメーカーを選び進めていかなければいけません。

そのハウスメーカー選びも、ほんの少しのことがきっかけで大きな失敗に繋がり、後悔することになってしまうことがあります。

そのようなことにならないためにも、しっかりと知識をつけてご自分の家づくりに合ったハウスメーカーを選びましょう。

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