システムキッチン

【一条工務店 メンテナンス】ステンレスシンクのお手入れは?

シンクは汚れを溜めないことが大切です。使用後や気づいたときに、サッと掃除をしておきましょう。

ステンレスシンクのお手入れは?
ステンレスシンクのお手入れは?

ステンレスシンクのお手入れ

ステンレスシンクのお手入れは?

日頃のお手入れ

台所用中性洗剤をつけたスポンジで、磨いて洗い流してから乾拭きをします。

汚れが気になったら

ステンレスのくもりは、水道水中の成分から発生する水垢が原因です。スポンジにクリームクレンザーや水栓金具用蛇口まわりのクリーナーをつけて磨いたあと、水拭きをして、最後に乾拭きをします。

水栓金具用蛇口まわりのクリーナー

水栓金具用蛇口まわりのクリーナーは安く販売されています。

シンクをキレイに維持するために

  • 塩素系漂白剤の使用は控える
  • 塩分をこぼしたら必ず拭き取る
  • 磨くときにはスポンジを使用する
  • 重曹+お酢でもキレイにすることができます

塩素系漂白剤の使用は控える

塩素系漂白剤を長時間接触させると、さびの原因になります。

シンクに薄め液を流す程度なら問題ありませんが、食器やふきんを漂白するときなど、シンクに薄め液をためて長時間つけ置きするとさびの原因になります。

塩分をこぼしたら必ず拭き取る

塩や醤油に含まれる塩分は、さびの原因になります。

塩や醤油に含まれる塩分も、さびの原因になります。こぼしてしまったときはすぐに拭き取りましょう。

磨くときにはスポンジを使用する

粒子の粗いクレンザー、金属たわし、ナイロンたわしは表面を傷つけるので使わないようにします。また、金属たわしの鉄分が付着すると、もらいさびの原因にもなります。

もらいさびの対処方法

もらいさびを起こさないようにシンクをお手入れすることが重要ですが、もしももらいさびを起こしてしまったときには、軽いもらいさびであればクレンザーを使えばキレイに落とすことができます。

  1. さびにクレンザーをかける
    :さびを覆うようにクレンザーを薄くかけます。
  2. ラップを丸めたものでこする
    :ラップかアルミホイルを丸めたものをスポンジ代わりにして円を描くようにこすります。
  3. 拭き取る
    :さびが取れたらティッシュなどでキレイに拭き取り洗い流します。

この方法は、包丁にできたさびなど、できてすぐのさび全般に応用できるので覚えておくと便利です。

スポンジを使わない理由は、スポンジがクレンザーを吸い込んでしまい、うまく研磨できないからです。

重曹+お酢でもキレイにすることができます

濡らしたスポンジに重曹をつけて磨き、その後お酢を含んだぬるま湯で拭くとキレイになります。

  1. 濡らしたスポンジに重曹をつけて拭き掃除をする
    :粉のまま重曹を薄く振りかけてもよい
  2. お酢を含んだぬるま湯をスポンジに含ませて拭き掃除をする
    :重曹がお酢で中和されて炭酸に変わる
  3. 乾拭きする

重曹

重曹は「アルカリ性の白い粉末」で、酸性汚れである油汚れなどを中和し分解することができます。また、粉が硬くて研磨作用もあります。

お酢

お酢は「酸性の液体」で、アルカリ性汚れである水垢などを分解できます。菌の繁殖を抑えるはたらきもあるので、雑菌によるぬめり汚れを減らす効果もあります。

重曹+お酢を使ったお掃除の効果は?

重曹とお酢は混ぜると反応が起こり、泡が出てきます。この泡の正体は二酸化炭素で、重曹とお酢それぞれの効果で以下のような効果を得ることができます。

  • 重曹を使ったときと同じ拭き掃除の仕上げ効果
  • 炭酸の力で汚れを浮かせる効果
重曹+お酢の泡を活用した掃除方法

重曹とお酢が混ざってできた泡は、洗面所やキッチン、お風呂などの排水口のぬめり汚れを浮かせるはたらきがあります。重曹とお酢をそれぞれ準備するのが面倒くさい方は、「重曹+お酢のクリーナー」も安くで販売されているので活用しましょう。

排水口の使用上の注意

排水口や配水管は樹脂製のため耐熱温度は約60℃です。

ステンレスシンクのお手入れは?

シンクはステンレス製ですが、排水口や配水管は樹脂製のため耐熱温度は約60℃なので、熱湯を流すときには工夫をしましょう。

熱湯を流す場合には水を流しながら行ったり、洗い桶などに一旦ためて冷ましてから排水を行います。