クロスをきれいに保つには日頃の維持管理が重要です。クロスにテープを貼る、暖房器具を近づけるなど、クロスを傷める原因になることは避けます。
クロスの維持管理
粘着テープなどをクロスに貼らない
粘着テープ(セロハンテープ、ガムテープ)等は、クロスの種類によって変色や退色、汚れ、破損などの原因になります。
暖房器具を近づけない
ファンヒーターなどの暖房器具の熱風が直接クロスにあたると、熱によりクロスが変形、変色する恐れがあります。
なるべく直射日光を防ぐ
直射日光が当たると、紫外線により色あせしやすくなります。
部屋を使用されないときなど、カーテンやブラインドを活用して直射日光を避けるようにします。
家具などを壁面に完全に密着させない
家具の素材や塗料に含まれている成分により、クロスが変色することがあります。
また、家具を壁面に密着させると湿気がこもり、カビ発生の原因になります。
クロスの糊が白く浮き出た場合
お引越し後、しばらくするとドア枠や幅木、廻り縁にクロスの糊が白く浮き出てくることがあります。
施行中にできるかぎり取り除かれていますが、その場合は乾いた布などで拭き取ります。
湿った布を使用すると、糊の粘着力が戻り、拭き取りづらくなるので注意が必要です。