ソフトクロージングの動きが遅い、もしくは早いと感じる場合、ソフトクロージングが動作しない場合、ドアを閉める際に干渉する音がする場合、ドア上部のストライカー部分を調整します。
ソフトクロージングの調整が必要なときとは?
開きドアのソフトクロージングの調整が必要なときとは以下のような場合です。
- ソフトクロージングの動きが遅い、または早い
- ソフトクロージングが動作しない
- ドアを閉める際に干渉する音がする
これらの現象が起きている場合には、ドア上部のストライカー部分を調整します。
ソフトクロージングの速さの調整
ダンパー調整軸にドライバーを刺して速さを調整します。
調整軸の欠き部分と強弱の表示を合わせます。
下図は中間の速さに調整されている状態で、この位置を標準設定とします。
ストライカーの調整方法
高さの調整
ストライカーピンの上端が低すぎるとキャッチ不良を起こしてしまうので、以下の手順で調整します。
① カバーを外す
カバーを外します。
② 下部ナットを緩める
ストライカーピンの上部ナットを押さえながら、下部ナットを緩めます。
③ 上部ナットで高さを調整
上部ナットで高さを調整します。
位置の調整
ストライカーピンがキャッチャーの溝に入らない場合は、ドア上のストライカー金物位置を調整します。
① ビスを緩める
ストライカーを固定しているビス3本を緩めます。
② ストライカーの位置をずらす
ストライカーの位置を左右にずらじて調整します。