グランパパです。グランセゾンの3つの屋根材「太陽光パネル・パラペットルーフ・スレート材」の耐用年数とメンテナンス費用をまとめていきます。
マイホームを建てるにあたり建設費用を抑えることは重要なことです。
ただ、それと同じようにマイホームに住んでからのランニングコストやメンテナンス費用をしっかり考えておくことも重要なことです。
どれだけ、建設費用を安く抑えることができたとしても、住み始めてから大きな出費が重なってしまっては元も子もありません。
”家は性能”とうたっている一条工務店でマイホームを建てるとしても、そのことは変わりません。
今回はグランセゾンで扱われている屋根材「太陽光パネル・パラペットルーフ・スレート材」について、その耐用年数とメンテナンス費用について調べてみました。
契約中のハウスメーカーに疑問を抱いたときには別のハウスメーカーの話を聞くことがおすすめです。別のハウスメーカーとの関係も築いておきましょう!!
無料で間取りプランをGetできるタウンライフを見てみる≫≫3つの屋根材の耐用年数とメンテナンス費用
グランセゾンで使用できる屋根材は以下の3つになります。
- 太陽光パネル
- パラペットルーフ
- スレート材
この中で、標準仕様では「太陽光パネル+パラペットルーフ」の組み合わせでの設計になります。
オプション費用を支払うことで「太陽光パネル+スレート材」の組み合わせでの設計も可能ですが、「太陽光パネル+パラペットルーフ+スレート材」という3つの屋根材をすべて使用した設計はすることができません。
また、太陽光パネルは一番上の階層の屋根部分でのみ採用可能なので、2階建てでの設計では通常2階部分の屋根が太陽光パネル、1階部分の屋根がパラペットルーフになります。
一条工務店のホームページにあるグランセゾンの画像は、2階部分の屋根が太陽光パネル、1階部分の屋根がパラペットルーフになっています。
グランセゾンでは、1階部分の屋根が少し飛び出した形状になるためデザイン性が高くおしゃれな外観になるのが特徴です。
①太陽光パネル
一条工務店の「太陽光パネル」は、アイスマートと同様に屋根と一体になっているのが特徴で、全面が太陽光パネルになることで大容量の発電を行うことができます。
ただ、グランセゾンではアイスマートのように総二階建てにするルールがないため、1階部分を広くし2階部分を狭くすることも可能であり、2階の屋根部分が狭くなってしまうと太陽光パネルの容量も小さくなってしまう可能性があります。
太陽光パネルの耐用年数・メンテナンス費用
太陽光パネルの耐用年数は20年程度と言われていますが、この耐用年数は発電する力が年々落ちていくと考えたときの計算上の数値で、20年後に使用できなくなるということではありません。
実際、京セラが40年ほど前から実験を行っている太陽光パネルも、発電効率は落ちているものの現在も発電し続けているみたいです。
一条工務店の太陽光パネル
「一条工務店オリジナル太陽光パネル」は、屋根一体型のもので、国から屋根材として認定を取得しているものです。太陽光の発電は将来0になったとしても、そのまま屋根として使用が可能で、塗り替えも必要ないみたいです。
「パワーコンディショナー」の交換
太陽光パネルのメンテナンスとしては、太陽光で発電した電気を家庭内で使用可能にする「パワーコンディショナー」の交換が必要になります。交換目安は15年ほどで、交換費用は15万円~20万円が想定されます。
②パラペットルーフ
グランセゾンの標準仕様では、太陽光パネルでない部分の屋根は「パラペットルーフ」を採用することになります。
グランセゾンではアイスマートのように総二階建てにしなくてよいため、1階に比べ2階の面積を小さくすることができますが、その場合には1階の屋根面積が大きくなるのでパラペットルーフの面積も大きくなってしまいます。
パラペットルーフの耐用年数・メンテナンス費用
パラペットルーフは、表面上にFRP防水という防水膜を施工しています。
ちなみに、FRP防水というのはガラス繊維などの強化剤(補強材)で補強されたプラスチックで、屋上や屋上駐車場・工場床・温泉施設・プールなどに使用されているものです。
もちろん、防水膜なので定期的に塗り替えが必要になります。
グランセゾンでは、総二階建ての制限がないため1階の面積が大きく2階の面積が小さいと、パラペットルーフの面積も大きくなってしまう可能性があり、その分メンテナンス費用も多くかかることになります。
塗り替えは、10年に約1回、面積によっても異なりますが、約5,000~6,000円/㎡(約3万円/㎡)が目安とされています。
※一条工務店の担当者からは最初約3万円/㎡で教えられていましたが違っていたので訂正しました。
一条工務店が実施する「パラペットルーフ」の点検について
一条工務店では家の引き渡し後から一定の期間ごとにパラペットルーフの点検作業をしてくれるように計画がされています。
無償点検は10年、15年、20年、30年の4回で計画されています。
年数 | 点検 | メンテナンス |
---|---|---|
10年目 | 無償点検 | 必要ならば無償メンテナンス |
15年目 | 無償点検 | 必要ならば有償メンテナンス (有償メンテナンス工事をした場合、30年目まで保障延長) |
20年目 | 無償点検 | 必要ならば有償メンテナンス (有償メンテナンス工事をしなくても、30年目まで保障延長) |
30年目 | 無償点検 | 必要ならば有償メンテナンス (有償メンテナンス工事をしても保障は延長されない) |
上の表で注意が必要なのは、「必要ならば・・・」と記載がされているところです。この「必要ならば・・・」は、点検業者が必要ないと判断すればメンテナンスは行わないということです。無償点検はあくまで点検なので、新しい状態に改善されるということではないことを頭に入れておきましょう。
私たち夫婦の担当者はきちんと説明してくれましたが、SNSで問い合わせがあった方の担当者さんの中には、「10年目のメンテナンスで塗り直しを行いますよ!!」と断言された担当者がいたみたいです。
③スレート材(勾配屋根)
グランセゾンではパラペットルーフの屋根を「スレート材」の屋根に変更することができ、その場合には「太陽光パネル+スレート材」での設計になります。
スレート材には「コロニアルクァッド」と「コロニアルグラッサ」の2種類があり、どちらかを選択することになります。
パラペットルーフをスレート材に変更する場合にはオプション費用がかかり、屋根の面積によってその費用も変化します。もしも、変更を考えている場合にはどのくらいの費用がかかるのかを一度確認した方がいいと思います。
スレート材の耐用年数・メンテナンス費用
グランセゾンのスレート材には、「コロニアルクァッド」と「コロニアルグラッサ」の2つのものが用意されていて、コロニアルクァッドは標準仕様、コロニアルグラッサはオプション仕様になっています。
- コロニアルクァッド → 標準仕様
- コロニアルグラッサ → オプション仕様
この2つのスレート材は単純に性能が異なり、初期費用はかかりますが長い目で見るとコロニアルグラッサの方がメンテナンス費用がかかりません。
コロニアルクァッド | コロニアルグラッサ | |
---|---|---|
再塗装 | 10年が目安 | 30年が目安 |
メンテナンス費用 | 約5,000円~約6,000円/㎡ | 約5,000円~約6,000円/㎡ |
『グランセゾン屋根材』耐用年数とメンテナンス費用|まとめ
一条工務店の仕様設備は、他のハウスメーカーに比べメンテナンス費用を抑えられるようになっているような気がします。
ただ、そうだとしても家づくりをするにあたっては、ランニングコストやどのくらいのメンテナンス費用がかかるのかは考えておいたほうがいいと思います。
とくに、屋根材や外壁は雨風を直接受ける部分であり、どのようなことがあるか分かりません。
家に住んでからのメンテナンス費用の計画もしっかり立てておきましょう(*^^*)
”家は性能”、されど性能だけではより良い生活は送れません。家づくりはたくさんのハウスメーカーから情報収集をしてご自身にあったマイホームを設計することが大切です。最近では、家づくりに関するとても便利なサイトも増えてきたので活用しましょう!!
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