屋根(グランセゾン)

【グランセゾン屋根】『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

グランパパ

こんにちは、グランパパです。

グランセゾンにおいて、外観の雰囲気をつくる特徴的な屋根に「パラペットルーフ」があります。

今回は、このパラペットルーフについて、仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更によるメリットなどをまとめました。

この記事はこんな方におススメ!!
  • 「一条工務店」の家づくりに興味がある方
  • 「一条工務店」で家づくりをされている方
  • 「グランセゾン」の打ち合わせをされている方
  • 「パラペットルーフ」について気になる方
【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

『グランセゾン』屋根材:パラペットルーフを解説!!

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について
引用:一条工務店ホームページ

「パラペットルーフ」は、低い手すりのような部分がついた平らな屋根のことを言います(上の画像:赤枠部分)。

このパラペットルーフは、グランセゾンとアイスマートのどちらの商品でも使われますが、アイスマートでは総2階(1階と2階の広さが同じ)の制限があるので広い範囲には使われません。

それに対し、グランセゾンでは総2階の制限がなく、1階と2階を異なる広さで設計することが可能なので、広い部分にこのパラペットが採用されることが多いです。

グランセゾンにおいては、外壁部分から少し飛び出た感じにパラペットルーフを設計することができるので、外観をおしゃれに演出することができます(下の画像:赤枠部分)。

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

グランセゾンでは、アイスマートに比べ、パラペットルーフを広くすることで外観をおしゃれに演出できそうです。

一条工務店のグランセゾンでは、落ち葉が屋根に溜まる箇所へのパラペットルーフの計画は、雨漏りの原因となるためできません。

また、針葉樹の葉は油分が多く、枯れても形がそのまま残るため特に注意が必要になります。

パラペットルーフは「屋根」を目的としているため、屋上利用への改築はできません。

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

「パラペットルーフ」のカラーバリエーション

グランセゾンでは、パラペットルーフの色を選択することができます。

選べる色は「アーバングレー」と「ブラック」がの2色があります。

パラペットルーフの色①:アーバングレー

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

パラペットルーフの色②:ブラック

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

パラペットルーフのカラーには「アーバングレー」と「ブラック」があります。

画像で確認してみると、外壁に合わせて色を選択した方が組み合わせとしては良さそうに思えます。

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

「パラペットルーフ」のメンテナンス

パラペットルーフは、アイスマートでは総2階の制限があるので少ない面積ですみますが、グランセゾンでは総2階の制限がないため、間取りの設計に自由度があり広い面積になってしまいがちです。

間取りを自由にし外観をおしゃれにすることで、かなり雰囲気は良くなりますが、その分パラペットルーフが広い面積になってしまいます。

そのため、パラペットルーフのメンテナンス費用もしっかり確認しておきましょう。

パラペットルーフに使用される「FRP防水」とはどのようなものか?

パラペットルーフは、その表面上に「FRP防水」という防水膜を施行しています。

このFRP防水というものをご存じない方も多いと思いますので、「FRP」と「FRP防水」に分けて簡単に説明します。

FRPとは?

FRPとは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。分かりやすく説明すると、「ガラス繊維などの強化剤(補強材)で補強されたプラスチック」のことです。FRPは、強度・耐水性・成型性が優れているので、自動車や船舶などに使用されています。家の中のものでFRPで作られている代表格はバスタブです。

FRP防水とは?

FRP防水は、FRPの特性を防水分野に応用したものです。防水された部分は、軽量で強靭であり、耐熱性・耐食性・耐候性などに優れている特徴があります。FRP防水は、屋上や屋上駐車場・工場床・温泉施設・プールなどに使用されます。

バスタブがFRPで作られていたり、学校のプールがFRP防水されていたりすることを考えると、FRPがいかに優れているものかということに気付けます。

「FRP防水」のメンテナンス:期間と費用

パラペットルーフに使用されるFRP防水のメンテナンスは、約10年に1度の塗り替えが必要になります。

そして、その費用は面積によっても異なりますが、約5,000~6,000円/㎡(約3万円/㎡)が目安とされています。

※一条工務店の担当者さんから、最初約3万円/㎡で教えられていましたが、違っていたので訂正しました。

約10年に1度の塗り替え

約5,000~6,000円/㎡が目安

あくまでも、この金額は現在の物価になりますので、メンテナンスが必要になる10年後にこの金額であるという保証はありません。

パラペットルーフの面積は、設計の途中でも設計士さんに尋ねると概算で教えてもらえますので、メンテナンス費用が気になる方は計算してみるといいと思います。

パラペットルーフ:一条工務店の無償点検と保証

一条工務店では、家を建てたあとの保証で、10年目と15年目の無償点検が用意されているみたいです。

実際に、どのような保証内容になっているのかを担当者さんに確認してみました。

「10年目の無償点検」「15年目の無償点検」について、担当者さんに確認をとった結果が下に記載したものです。

10年目の無償点検時に、「雨水の侵入を防止する部分」に当社が必要と認めた無償メンテナンス工事を、定められた期間内に当社もしくは当社関連会社にて実施すること。


・「雨水の侵入を防止する部分」については、15年目の無償点検に基づく当社が必要と認めた有償メンテナンス工事を、定められた期間内に当社もしくは当社関連会社にて実施することにより、さらに15年間(保証開始日から30年間まで)保証延長します。

この保証内容を簡単な文章に書き換えると、下のような内容になります。

10年目の無償点検時

塗り直しが必要な状態であれば「無償」で塗り直しを行う

15年目の無償点検時

塗り直しが必要な状態であれば「有償」で塗り直しを行うことができる

※塗り直しを行えば15年保証を追加(最大30年まで)

この2つの文章を見たときに、気になるのは「塗り直しが必要な状態であれば」という文言です。

これだと、メンテナンス業者が確認して、塗り直しが不要である状態ならば、何もしないことになってしまいます。

塗り直しが必要ないとはいえ、経年劣化はあると思いますし、10年目で塗り直しを行ってもらえるとありがたいのですが・・・。

メンテナンスの実際は、10年後にならなければ分かりません。

アイスマートにもパラペットルーフがあるので、10年経過したお宅がないか担当者さんに確認してもらいましたが、まだありませんでした。

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

パラペットルーフを勾配屋根(スレート材の屋根)に変更する

グランセゾンでは、パラペットルーフを自宅の屋根に採用したくないときには、勾配屋根(スレート材の屋根)に変更することも可能です。

勾配屋根にすることで、パラペットルーフの部分はすべてスレート材の屋根に変更になります。

勾配屋根に使用される「スレート材」

グランセゾンでは、パラペットルーフを勾配屋根に変更することでスレート材の屋根になり、そのスレート材には、「コロニアルクァッド」と「コロニアルグラッサ」の2種類があります。

それぞれのカラーバリエーションや耐久性、メンテナンス費用については、別の記事で詳しくまとめますので、そちらをご参照ください。

グランセゾンでのスレート材の仕様は「コロニアルクァッド」と「コロニアルグラッサ」の2種類です。

パラペットルーフを勾配屋根に変更するとオプション費用がかかる

グランセゾンを建てる際に、パラペットルーフを勾配屋根に変更することは可能ですが、一条工務店において標準で決められている仕様を変更するので、もちろんオプション費用がかかります。

この変更にかかるオプション費用は、変更する箇所の屋根の広さによって変わるので、変更したい方は設計士さんに確認してください。

このオプション費用については、次項にあるリンク『【解説】グランセゾン『小屋裏収納』:パラペットルーフを勾配屋根に変更する!!』にて詳しく解説していますので、興味がある方はそちらをご参照ください。

パラペットルーフを勾配屋根に変更するときのオプション費用は、少し複雑です。

別の記事にまとめてありますので、興味がある方は確認をされてください。

パラペットルーフを勾配屋根に変更することでのメリット

パラペットルーフを勾配屋根にすることで、オプション費用がかかってしまいますが、それによるメリットもあります。

それは、2階から階段を使わずに入室できる「小屋裏収納」をつくることができるようになることです。

この小屋裏収納は、天井高140cm以下の物置部屋で収納力が高く、とても便利なものです。

もちろん、この小屋裏収納にもオプション費用はかかってしまいますが・・・(^_^;)

パラペットルーフを勾配屋根に変更し小屋裏収納をつくることについては、別記事で詳しくまとめてありますので、そちらをご参照ください。

天井高140cm以下の部屋はミサワホームの「蔵」が代表的なものです。

一条工務店の小屋裏収納は、ミサワホームの「蔵」とは違い、押し入れのような感じのものです。

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について

『グランセゾン』屋根材:パラペットルーフを解説!!:まとめ

グランセゾンの外観の雰囲気を大きく変化させるパラペットルーフは、おしゃれな感じに取り入れていきたいものです。

ただ、そのメンテナンスについては10年に1度行う必要があり、また、一条工務店の保証にも少し気がかりな部分があります。

そのため、設計段階において、メンテナンスのときにかかる費用の概算を確認しておくことが重要なような気がします。

パラペットルーフを勾配屋根に変更することも可能ですが、オプション費用がかかるので、興味がある方はどのくらいの費用が必要になるのかも設計士さんに確認してもらうといいと思います(*^_^*)

【解説】グランセゾン屋根材:『パラペットルーフ』の仕様・メンテナンス・勾配屋根への変更について