ホーム > 我が家の家づくり > 作戦会議 > グランセゾンに採用できる「小屋裏収納」
作戦会議

グランセゾンに採用できる「小屋裏収納」

夫婦の作戦会議
グランパパ

こんにちは、グランパパです。

グランママ

こんにちは、グランママです。

グランパパ

一条工務店の「グランセゾン」で家を建てることになった我が家ですが、夫婦間で家づくりについて多くの作戦会議をする機会が増えました。

そんな作戦会議でのひとこまをブログに綴っていこうと思います。

今回は、夫婦で話した「採用予定の小屋裏収納」についてご紹介しようと思います。

グランセゾンに採用できる「小屋裏収納」

グランセゾンでは、「小屋裏収納」を取り入れることができますが、そのことを知らない方もいるらしく、収納スペースを確保するために収納専用の小部屋を検討されることもあるそうです。

実際、私たち夫婦も打ち合わせを始めた頃は小屋裏収納の存在を知りませんでした。

そのため、「3畳の和室兼収納スペース」という謎の間取りを考えていた時期があります『【我が家の和室問題】親に言われた3畳の和室の行方!?』。

その頃、別のハウスメーカーを見学したときに、天井が140cm以下なら建坪に計算されないという裏技のような情報を知る機会があり、担当者さんにダメ元で確認したのですが「小屋裏収納ですか?つくれますよ♪」とあっさり良い返答をもらえました。

天井高140cm以下の収納スペースをつくる家づくりは、ミサワホームの「蔵」が有名ですが、さすがに一条工務店では同じようなことはできないと思っていました。

このことによって、小屋裏収納をどのように採用するかの話し合いが始まりました。

建築基準法では、天井が140cm以下の部屋ならば建坪に算入しなくてよくなります。「小屋裏収納」はそれを利用した家づくりです。

2種類の小屋裏収納とそのメリット・デメリット

一条工務店のグランセゾンに小屋裏収納を採用する方法は2つあります。

  1. 2階の天井裏につくる方法(はしごを使用)
  2. パラペットルーフを勾配屋根に変更してその部分につくる方法

この2つの方法のどちらかで小屋裏収納を採用できるのですが、それぞれメリット・デメリットがありました。

①2階の天井裏につくる方法(はしごを使用)

2階の天井裏につくる小屋裏収納では、採用する広さに合わせたオプション費用が設定されています。

必要なオプション費用は広さに合わせて設定されている費用のみになるので、もう一つの方法に比べて安価に小屋裏収納をつくることがメリットになります。

ただ、デメリットとしては、天井裏に小屋裏収納を設置するのではしごの使用が必要になり、重い荷物や大きい荷物を運びこむことが大変になってしまいます。

天井裏に小屋裏収納をつくることにより費用を安くおさえることができます。

②パラペットルーフを勾配屋根に変更してその部分につくる方法

パラペットルーフを勾配屋根に変更してつくる小屋裏収納では、はしごを使わなくても歩いて荷物の出し入れができるのが大きなメリット部分になります。

ただ、この方法で小屋裏収納をつくる場合には、パラペットルーフをすべて勾配屋根に変更しなくてはいけません。

この勾配屋根への変更は小屋裏収納に関係ない部分もすべてです。

そのため、小屋裏収納の採用にかかるオプション費用に加え、勾配屋根への変更費用など余計な追加費用がかかるデメリットがあります。

その上、この変更費用の金額はフィリピン工場において間取り図の製図を行わないと正確な金額が把握できないため、オプション費用の計算がしにくい問題点もあります。

パラペットルーフを勾配屋根にして小屋裏収納をつくると、オプション費用は高くなりますが、はしごを使わずに小屋裏収納に入ることができます。

我が家のグランセゾンに採用予定の「小屋裏収納」について

グランセゾンで小屋裏収納をつくる2つの方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。

それぞれのメリット・デメリットを夫婦で考慮し悩んだ結果、我が家では費用はかかるが実用性の高い「パラペットルーフを勾配屋根に変更し、その部分に小屋裏収納をつくる方法」で、小屋裏収納を計画してみることにしました。

老後を考えると歩いて荷物を出し入れできる小屋裏収納に魅力を感じました。

そして、小屋裏収納の計画にかかるオプション費用について3つの費用を提示されました。

オプション費用①:屋根変更費用

「屋根変更費用」は、”屋根をパラペットルーフから勾配屋根に変更することに対してかかる費用”になります。このオプション費用は、間取り図で決まる屋根の形状によって変化するらしく、フィリピン工場から間取り図の製図ができあがってこないと把握できない費用になります。

オプション費用②:小屋裏収納作成費用

「小屋裏収納作成費用」は、”小屋裏収納をつくるためのオプション費用”です。天井裏に小屋裏収納をつくるときにもかかるオプション費用で、小屋裏収納の広さによって段階的に費用が高くなり、計画段階で費用を把握することができます。

オプション費用③:スレート材のオプション費用

パラペットルーフから勾配屋根に変更した場合には、スレート材を使用した屋根になります。このスレート材には2種類(コロニアルクァッド・コロニアルグラッサ)あり、耐久性の高いコロニアルグラッサを選択するのにはオプション費用がかかります。

パラペットルーフを勾配屋根に変更する方法にすると「屋根変更費用」と「スレート材のオプション費用」が余計にかかってしまいます。

「小屋裏収納vs3畳の小部屋」:追加費用を比較してみた

小屋裏収納を知る前にグランセゾンへの採用を検討していた「3畳の和室兼収納スペース」と、「パラペットルーフを勾配屋根に変更して採用する小屋裏収納」、この2つの費用を比較してみました。

「3畳の和室兼収納スペース」にかかる費用

グランセゾンの坪単価:約690,000円

部屋の広さ:3畳=1.5坪

690,000×1.5=1,035,000円

「パラペットルーフを勾配屋根に変更する小屋裏収納」にかかる費用

屋根変更費用:586,300円

小屋裏収納費用(2.0坪:4畳):126,700円

スレート材変更費用:61,100円

3つを合計すると、773,800円

「3畳の和室兼収納スペース」

1,035,000円

「パラペットルーフを勾配屋根に変更する小屋裏収納」

773,800円

2つの金額を比較すると、3畳の小部屋をつくるよりも、4畳の小屋裏収納をつくる方が、安くでつくることができることが分かります。

グランセゾンに採用できる「小屋裏収納」 |まとめ

我が家では、計画していた「3畳の和室兼収納スペース」と、「パラペットルーフを勾配屋根に変更する小屋裏収納」の2つを比較した結果、安価で利便性も高さそうな小屋裏収納を採用する予定で計画を進めることにしました。

まだ、全体の間取りもきちんと決まっていないのでどうなるかは分かりませんが、今の段階では4畳の小屋裏収納を採用する予定になっています。

グランセゾンの坪単価を考えると、100万円以下のオプション費用で4畳のスペースをつくることができることは大きな収穫です。

ただ、小屋裏収納についてはまだ不明な点が多く、夫婦としてももう少し詳しく調べていこうと考えています。

打ち合わせは中盤ですが、収納スペースについては、後悔しないよいう夫婦でさらに検討を重ねていこうと思います。