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家の性能・設計の手引き

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

グランパパ

グランパパです。今回は「屋外コンセントの配置」についてまとめていきます。

人の生活のほとんどは室内になるため、室内のコンセントの配置は綿密に計画されることが多いです。

それに比べ、屋外コンセントの配置計画ではそのようなことはなく、設計士さんにお任せする方が多いため、なんとなくで決定してしまうことが多いです。

そのため、住み始めてから使い勝手が悪く「こうすればよかった・・・」と後悔される方もいます。

そうならないためにも、屋外コンセントをどのようなことに使用しどこに配置するかをしっかりと検討していくことが大切になります。

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屋外コンセントの便利な使用方法

屋外コンセントの設置を考える前に、まずは屋外コンセントを生活する上でどのようなことに使うかをまとめてみました。

①洗車や車内の掃除をするときに使用する

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

車の洗浄や車内の掃除をするときには、高圧洗浄機や掃除機などを使用しますが、高圧洗浄機や掃除機がコンセント式であった場合には、屋外コンセントを使用する必要があります。

最近では、充電式の高圧洗浄機や掃除機も増えましたが、バッテリ容量にも限りがあるので、急な充電が必要になったときなどに備えて屋外コンセントがあると便利です。

  • 高圧洗浄機
  • 掃除機

②BBQなどホームパーティーで使用する

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

庭や駐車場でBBQなどのホームパーティーをする場合には、屋外コンセントがあることでホットプレートや電気ケトルなどを使用することができます。

また、夜に屋外照明を使用する場合、コンセントが必要なときでも屋外コンセントがあると便利です。

屋外照明は充電式や電池式のものがありますが、ホットプレートや電気ケトルは充電式というわけにはいきませんので、庭でBBQなどをしようと考えている場合には屋外コンセントの設置は重要です。

  • ホットプレート
  • 電気ケトル
  • 屋外照明

③家の庭をライトアップできる

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

最近では、クリスマスなどのイベントシーズンに、家の外を照明で飾り付けするご家庭も増えてきました。

屋外照明への電気の供給は屋外コンセントから行いますので、イベントシーズンに家をライトアップしたい場合には、屋外コンセントを設置しておく必要があります。

  • 家のライトアップ

④防犯カメラや防犯灯を設置に使用できる

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

防犯カメラや防犯灯を設置する場合には電気配線が必要になります。

最初の設計において家の壁に電気配線をしている場合には、その場所に防犯カメラや防犯灯を設置しますが、そうでない場合には、屋外コンセントを使用して電気を供給する必要があります。

  • 防犯カメラ
  • 防犯灯

屋外コンセントの設置あたっての必要な対策

たくさんの使い道がある屋外コンセントですが、その設置にあたっては注意が必要なこともあります。

その注意が必要なこととは”盗電”です。

屋外に設置されたコンセントは、誰も見張っていない状態なので知らない人が勝手に使っても気づくことができません。

そのため、盗電が心配な方は、家の設計をするときに盗電対策をどのように行うかを考えた設計にすることが大切になります。

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策!!

①屋外コンセントの配置を工夫する

屋外コンセントの配置は基本的に家の壁面になります。

そのため、屋外コンセントが家の外から見えづらかったり分かりづらかったりする位置であれば、盗電行為はしづらくなります。

屋外コンセントの配置を工夫することにより、盗電対策を行う方法です。

②屋外コンセントに鍵付きのカバーをつける

屋外コンセントには通常防水カバーがつけられますが、そのカバーを鍵付きのものにすることで盗電対策を行うことができます。

ただ、屋外コンセントを使用するたびにカバーを鍵で開けないといけないので、結構めんどくさいです。

また、鍵を無くしてしまうとカバーを開けられなくなるので、鍵の管理をしないといけないデメリットもあります。

③盗電防止スイッチをつける

家を設計するときに、屋外コンセントに盗電防止スイッチをつけることで盗電対策を行います。

盗電防止スイッチは、室内で屋外コンセントのオンオフを決定できるので、他の2つの盗電対策と比べてとても便利です。

盗電は窃盗罪!?

盗電は、窃盗罪に該当します。

  • 窃盗罪(刑法235条):他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する

ここで問題なのは、電気が他人の「財物」と言えるかどうかという部分ですが、刑法245条において電気を財物とみなしています。

  • 刑法245条:この章の罪(窃盗罪を含む財産犯)については、電気は、財物とみなす

民事上での盗電行為は、民法709条の不法行為に該当し、盗電者は他人(電力契約者)の権利を違法に侵害したので、それによって生じた損害を賠償する責任を負います。

  • 民法709条:故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う

つまり、電気代相当額を電力契約者に賠償する必要があるということです。

盗電行為は、電気を盗まれたショックよりも家の敷地内に不審者が侵入したショックの方が大きいと思います。そうならないためにも、家の設計だけでなくセキュリティー面もしっかり検討しないといけなさそうです。

『屋外コンセント』便利な使用方法と設置にあたって必要な対策|まとめ

屋外コンセントを設置することで多くの使い道がありますが、設置にあたっては盗電対策を考えることも大切です。

設計士さんに伺うと、家づくりにおいて屋外コンセントの設置をほぼ100%の方がされるそうですが、盗電のリスクについては気づいていないため、盗電対策をされない方が多いみたいです。

盗電もめったに起きることではないので心配することではないのかもしれませんが、気になる方は盗電対策も検討しながら屋外コンセントを検討されてください。

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